毎日が祝祭 今週は実に風情ある一台、真紅のSLKをご紹介します。
昨日も別のSLKをご紹介したばかりですが、仕様の違いで実に異なる印象を受けるもので、あえて選出させていただきました。最新にしてなおも健在のSLKのエレガンスにおおいに浸りたいと思います。

メルセデスベンツSLKはコンパクトなオープン2シーターロードスター。街でも見かけることが多いロードスターといえるでしょう。

そもそもメルセデスは、「見せ付けるプレミアム」を意図してはいない、と思うのです。メルセデスの良心で作ったら、当然に上品であり、適度に華がある。(誤解を恐れずに申し上げれば、ここからずれるメルセデスは、メルセデスとはいえないのかもしれませんね。)


だからこそ、さらっと流して乗ると実に自然に、その丁寧なクルマづくりが染み渡ります。その点で、この原色にして、愛嬌もある赤の外装が、このクルマのキャラクターを上手く引き立たせています。

他方、中は明るい内装で、古来メルセデスのロードスターもそうであったように、上品に配されたクロームのアクセントがしっかりと節度をもってアピールする。このいわば表裏のバランスを保ちつつ、日本の四季を駆け抜ければ、退屈な日常もちょっとしたお祭りのようにうきうきしたものになること受け合いです。

すでに同じ表現を使ったかもしれませんが「人生に小粋なロードスターは必要」だと思います。このクルマで街を流せば、ただただ上品に微笑む、そんなメルセデスの良さを一歩深く感じることができるでしょう。

女性が乗られていたら粋でしょうし、あるいはこれを乗りこなせる男性はとてもエレガントだと思います。見つけた瞬間、私の手が止まるのも無理ありませんね。素敵なメルセデスであります。

風邪が流行っているようです。どうかご自愛を。

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