ライター紹介

221616 編集部

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クルマを持つことの楽しさや喜びをテーマとした『クルマの味づくり』の取り組みから誕生

 トヨタは、「トヨタ iQ」をGAZOO Racingの手によりチューニングしたスポーティな限定車『iQ GAZOO Racing tuned by MN』を11月13日より限定100台販売する。これに先立ち、8月20日より全国ネッツ店で予約を開始する。
 「iQ GAZOO Racing tuned by MN」は、iQ「130G」グレードをベースに、足回りやハンドリングをスポーティにチューニングし、トヨタモデリスタが販売するもの。チューニングを手掛けたのは、モータースポーツの魅力を通してクルマファンの拡大を狙う「GAZOO Racing」プロジェクト。トヨタの新社長に就任した豊田 章男氏もレーサー"モリゾー"として参加する異例のプロジェクトだ。
 その中で、クルマを持つことの楽しさや喜びをテーマとした『クルマの味づくり』の取り組みから誕生したモデルの第1弾がこの「iQ GAZOO Racing tuned by MN」。トヨタのトップテストドライバー「トヨタマスタードライバー」成瀬 弘 氏の手により、文字通り"味付け"された。
 エンジン周りには手をつけず、あくまで足回り限定のチューンのみ。ただし「iQ」の日本仕様車には通常未設定である6速マニュアル+リアディスクブレーキ車のみという特別仕様が特長だ。iQの特長である俊敏性と高速での走行安定性を高次元で実現したとトヨタでは説明する。約30mmローダウンされる専用チューニングサスペンションや16インチアルミホイール+タイヤ、強化ブレース、タコメーター、アルミメダル、リアルーフエクステンション、専用エンブレムとドアスカッフエンブレム("GRMN")などが装着される。
 またオプションでエクステリアのドレスアップを図った「GAZOO Racing スタイルパッケージ」も用意され、フロントバンパースポイラー、フロントフォグランプ、サイドマッドガード、リアバンパースポイラー&センターマフラー、オリジナルデカール、運転席・助手席スポーツシートカバーなどがパッケージされる。
 「iQ GAZOO Racing tuned by MN」の車両本体価格は197.2万円[※消費税込み]。ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン1色のみの設定となる。限定100台が11月13日より発売される。またオプションの「GAZOO Racing スタイルパッケージ」架装はプラス29.8万円。
 なお、8月20日21時より、インターネット上の3次元仮想都市「トヨタ メタポリス」にて、この「iQ GAZOO Racing tuned by MN」の発表イベントを行う。トヨタの成瀬 弘 氏と、2009年にレクサス LF-Aのプロトタイプ車でニュルブルクリンク24時間レースへ参加したGAZOO Racingのレーサー 木下 隆之 氏と飯田 章 氏も参加し、参加者との質問に答える予定だ。