新型が出る前に現行型を手放すのが鉄則
クルマは新型車が出ると現行モデルや先代モデルが値下がりしてしまうのが鉄則です。したがって現行型や一世代前のクルマに乗っている人は、そのモデルの新型車が出る直前に手放した方が、新型が登場した後よりもガリバーで高く売ることができます。
とはいえ新型車がいつ出るかは、なかなか分からないものです。そこで今回はもうすぐフルモデルチェンジを迎える、今が最後の売り時といえる国産車を4台か紹介します。
マークIIの系譜を受け継ぐマークXも2代目が登場!
ミドルエイジに大人気だったマークIIの系譜を受け継ぐ形で、2004年に登場したマークXも、今年の10月ぐらいにはフルモデルチェンジが行われて2世代目が登場する予定です。マークXはマークII時代よりも後席の居住性などを犠牲にしていますが、ちょっとスポーティなスタイリングやパッケージングがウケて、セダンの中では好調な販売を維持してきました。中古車の人気も高く、今でも150万円前後の高値を維持していましたが、新型が登場したら一気に安くなるでしょう。
ステップワゴンが早くもフルモデルチェンジ
ホンダの5ナンバーワンボックスカーのステップワゴンも10月ぐらいにはフルモデルチェンジします。現行型のステップワゴンは、ライバルのノア/ヴォクシーやセレナよりも少し小さい全長や全高を採用した、扱いやすいパッケージングを特徴としていましたが、やはり室内の広さの面でライバルに負けてしまい、さらにターゲットユーザーが1.5リットルのフリードを選んでしまっている背景もあり、ライバルよりも一足早いスパンで4代目の新型を投入するようです。現行型の販売期間は4年半程度ですが、新型はボディサイズを拡大して人気を集めそうなので、買い替えを予定している人は早めに手放した方が良いでしょう。
日産の高級セダンのフーガも新型を導入
セドリック/グロリアの後継モデルとして登場した日産の高級セダンのフーガも10月にフルモデルチェンジを行うと予想されています。フーガも中古車のタマ数が少ないこともあり、今までは買取価格も高値を維持していましたが、高級セダンは新型が登場すれば旧型が一気に値落ちしてしまう傾向があるので、売るなら新型が発表される前の、この夏がチャンスです。
ミラジーノ後継モデルが登場
ミラをベースとしながらも、ミニクーパーをイメージさせるスタイリングを採用し、女性に人気を得ていたミラジーノも、実質的な後継モデルが登場するようです。今度のモデルは名前も変わり、ミニクーパー路線からは外れるようです。ムーヴ コンテ風のスタイリングでスズキのラパンのような雰囲気のクルマに仕上げているみたいです。今まで販売していたミラジーノやムーブラテは車体やパワートレインが旧世代のものでしたが、それらも最新タイプに生まれ変わるので、走りの面でも大幅に進化するでしょう。ミラ ジーノもミラに比べたら値落ちの少ないモデルでしたが、早めに手放した方が無難です。
今年は新型車の発売が少ないのですが、今年の後半だけでもこれだけの新型車が登場する予定です。これらのクルマに乗っていて買い替えを考えている人は、新型が発売される前に、早めにガリバーに買い取ってもらうことをオススメします。そのほうが一段と高く売れますよ〜。
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