クライスラー 300C エクステリア

フィアットのエンジン・部品などもクライスラー工場で生産へ

フィアット 500C(欧州仕様車) エクステリア

 米国ビック3自動車メーカーの1つである「クライスラー」社は4月30日、米国サウザンディストリクト裁判所に対し連邦倒産法第11章(破産)の申し立てを行った。またイタリア・フィアットグループとの戦略的提携に合意し、新会社設立を決定した。クライスラーとフィアットグループが互いの製造拠点やサプライヤーベースを最大限活用しつつ、新たな市場への参入も可能とするもので、フィアット社のパワートレインや部品などもクライスラー社の生産拠点で生産されることとなる。
 クライスラー社のロバート・ナーデリ会長 兼 CEOは『このパートナーシップは戦略的な優位性に裏づけされたもので、クライスラー社を活力溢れる新会社へと変えるものです』と表明。なおナーデリ氏は新会社発足とフィアット社との提携を機に辞任する意向を明らかにした。

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