ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

まずは北米向け仕様からお披露目

 今年5月にも日本デビューがウワサされるスバルの基幹車種、5代目 新型 レガシィが、4月8日より開催される米・ニューヨークショーで一足お先にお披露目される。デビューから20年。ボディサイズも拡大し、ゆとりのパッケージングが自慢だ。最新の画像を交え、速報でお届けする!

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) エクステリア

 4月8日より開催される米・ニューヨーク国際自動車ショーでお披露目されるのは、北米仕様のレガシィ セダン(レガシィ B4)だ。ボディサイズは現行型に比べ大幅に拡大。全長x全幅x全高が4735x1820x1505mmと、全長で35mm、全幅で90mm、全高で80mmと立派な"アメリカンサイズ"へと成長した。これが北米仕様車だけの「事件」なのか、スバルからの公式な説明はない。車幅1800mmを超えると日本の狭い公道や駐車場では支障をきたす場合もあり、日本仕様車では対策が望まれるところだろう。

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) フロントビュー

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) リアビュー

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) インテリア

エンジンは2.5リッター、2.5リッターターボ、3.6リッターの3タイプ

 北米仕様の新型レガシィに搭載されるエンジンは、水平対向4気筒 2.5リッターのノンターボエンジンと同2.5ターボエンジン、そして水平対向 6気筒 3.6リッターの3タイプだ。日本仕様についてはこのうちどのエンジンが採用されるか、あるいは2.0リッター車は残っているのか気になるところだ。

 組み合わされるトランスミッションは、2.5リッターNA車に新開発のCVT(無段変速機)「リニアトロニック」(パドルシフトによる6速MTモード付き)がスバル車で初めて採用されるほか、6速MTや5速AT(3.6リッターのみ)が搭載される。
 ボディサイズが拡大され、ホイールベースも先代モデルに比べ80mm延長されたことから、室内スペースも大幅に拡大している。プラットフォームについても一新。従来ボディ側にマウントされていたエンジンを、ゆりかご状のフレームにマウントする「クレードル構造」を新採用する。エンジンマウントやサスペンション取り付け位置の改良と相まって、エンジン振動の低下や、ターボチャージャーをエンジン下に置き排出ガス浄化効果を高める効果を得たほか、高い操縦安定性や衝突安全性を確保した。
 安全面では、更なる衝突安全性を高めたほか、全車にSRS運転席・助手席エアバッグや、SRSサイドエアバッグ・カーテンエアバッグを標準装備。さらにVDC(横滑り防止装置)も全車に採用されるなど、能動・受動ともに安全性が高められた。

 全ての面において「立派に」進化した新型レガシィ。気になる日本仕様の新型「レガシィ ツーリングワゴン」「レガシィ B4」「アウトバック」などの詳細情報についても分かり次第ご紹介してゆく予定なので、楽しみにして欲しい!

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) インパネ周り

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) リアシート

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) リアシート(トランクスルーで荷室拡大した状態)

新型 レガシィ セダン(北米仕様車) インテリア

スペック スバル 新型 レガシィ セダン 2.5GT(北米仕様)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4735x1820x1505mm
ホイールベース[mm] 2750mm
総排気量[cc] 2457cc
エンジン 水平対向 4気筒 2.5リッター ターボエンジン
最高出力[ps(kw)/rpm] 265hp/5600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 258lb.-ft/2000-5200rpm
トランスミッション 6速マニュアルトランスミッション
定員[人] 5人
タイヤサイズ 225/45R18
Photo 富士重工業
レポート CORISM編集部 徳田 透