新車ディーラーは年明けから積極的に初売りフェアを開催している!

新車販売が振るわない今だからこそ大幅値引きが狙える!

初売りフェアに出かけて値引きの叩き台を知っておこう

 昨年の金融危機から一気に不況ムードが蔓延していますが、皆さんの中には愛車がそろそろ車検を迎えるという人が多いのではないでしょうか?今年は景気回復の見通しも暗いので、今回は車検を通してクルマの買い替えを我慢しようと考えている人も多いと思います。

 でも、クルマや家電などの物が売れないと製造業がさらに不景気になってしまい、より不況が長引くという悪循環に陥ってしまいます。そのため、もうすぐ車検を迎えるという人はなんとか頑張ってクルマを買い替えてもらいたいものです。

 とはいえ、これだけ不景気なムードが蔓延していると、「とても新車を買う気にはなれない…」という人も多いと思いますが、逆に新車が売れていない今だからこそ、実は新車の買い時なのです!

 例年2月から3月にかけては新車を販売するディーラーが決算期を迎えるので、クルマの値引き額が大幅に増える時期として知られていますが、今年は昨年秋からの販売不振により例年以上の大幅値引きが狙える買い手市場となることは間違いないのです!

 すでに昨年秋から新車が売れなくなってきており、そのマイナス分を取り返すためにディーラーは必死で売り込みをかけてくるはずなので、この決算期は空前絶後の大幅値引きが期待できるでしょう!

年明け後の初売りから決算期商戦はスタートしている!

初売りが終われば遂に決算期に突入する!

 通常、決算期に向けての交渉は2月から3月に商談を進め、3月中に登録すればOKという流れですが、今年はディーラー側もすでに焦りを見せているのか、年明けの初売りからお買い得な特別価格でクルマを並べている店舗を多く見かけました。

 といっても、買う側は初売りで買うほど焦らなくても大丈夫でしょう。これから決算期の値引きが本格的に始まる3月までは、まだ時間があるからです。でも、今年の3月末までにクルマの買い替えを検討している人は、初売りあたりからディーラーに出向いて値引き状況をチェックしておくことをオススメします。

 クルマは高額商品ですのでライバル車などを見比べながらジックリと吟味して、自分の気に入ったクルマを買うのが理想です。でも、3月になってから決算期の大幅値引きを狙っていると、今乗っているクルマの車検が迫ってきたり、3月末が近づいてくるので冷静な判断ができなくなりがちです。

 短期決戦になると値引き交渉も中途半端に終わってしまう可能性もあるので、新車の購入を考えている人は初売りからファーストコンタクトを取るぐらいでちょうどよいでしょう。売る側も初売りで値引きのガードを少しは緩めているはずなので、それを叩き台にして決算期間際でさらに大幅値引きを狙うのがベストです。

新車ディーラーの帰りにはガリバーに寄って買取査定を受けよう

クルマを手放す時はガリバーで買取査定を受けよう!

 新車のディーラーに行った帰りには、ガリバーで今乗っている愛車の買取査定を受けることも忘れてはなりません。高年式のクルマやミニバンなどは、下取りよりもガリバーのほうが高く買取ってくれるケースが断然多いからです。

 また、新車を買うときには、最初は下取り車ナシで思い切り値引き交渉を進めて、最後に今乗っているクルマの下取り査定を行ってもらうのが基本です。そうしないと下取り査定額を低く見積もられ、その低く見積もった分を値引き額に回し、値引き額を大きく見せる手法を取られてしまうことがあるからです。それを避けるためにも、ガリバーに行って正確な愛車の価値を知っておくのは重要です。

 3月は中古車も売れる時期なので、1〜2月はガリバーでも積極的な買取を行ってくれます。ノア&ヴォクシーやアルファードなどの人気車に乗っている人は、1〜2月はより高額な買取査定が期待できるので、少し早めに手放すのも得策といえるでしょう。

 なにはともあれ、今年の決算期は例年以上の大幅値引きが期待できそうなので、クルマの買い替えを検討している人は、早めにディーラーに行って商談の席に着いてみましょう!今年は買い替えを見送ろうと思っている人も、大幅な値引き額や魅力的な新型車を目の当たりにすれば、買い替えの気持ちが高まってくることもあるので、一度はディーラーに足を運んでみてください!

written by 岡島裕二