![](https://221616.com/corism/common/img/spacer.gif) |
小さくて軽く、誰でも買える価格帯、そして燃費がよいということを信念としてクルマを評論。大本命といわれている車種さえ外してでも自らの信念を貫き通す熱いハートをもつ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。 |
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学校の先生から自動車雑誌編集者経て、モータージャーナリストになったという異色の経歴を持つ。元教師ということもあり、分かりやすい評論に定評がある。さらに、クルマの細部まで見逃さない観察力はハンパではなく、徹底的に調べ上げてしまうほど。最新のクルマから、ヒストリックカーまで幅広い知識をもつ。 |
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歯に衣を着せぬ原稿で、なにかと話題の自動車評論家。歯切れの良い文章も分かりやすく、多くのファンをもつ。カートップやベストカーなど多数の自動車雑誌に寄稿するだけでなく、WRCなどのTV解説まで幅広い活動を行なっている。 |
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![](https://221616.com/corism/common/img/spacer.gif) |
走り(エンジン)
Driving(Engine)
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トヨタ iQ
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スマート フォーツー クーペmhd
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![トヨタ iQ 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042117.jpg) |
![スマート フォーツー クーペmhd 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042120.jpg) |
松下 宏 |
1リッターのNAエンジン+CVTの走りはスムーズで滑らかなもの。さすがに高速域での伸びは足りないが、日常ユースを考えたら十分なレベルの動力性能といえる。
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iQよりも軽いボディに若干パワフルなエンジンによって動力性能には余裕がある。ただマニュアルベースのATは変速時のトルクの抜けが残り、走りのフィールには不満が残る。
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片岡 英明 |
1リッターエンジンは3気筒ならではのアイドリング振動が気になるが、全域にわたって軽やかに回る。操縦性は基本的に安定志向だ。高速走行を余裕でこなし、取り回し性も優れている。
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1リッターの3気筒エンジンはフラットなトルク特性で、満足できる動力性能。街中でも扱いやすい。5速セミATは操る楽しさがある。ハンドリングは軽快でスポーティだ。
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国沢光宏 |
3気筒エンジンを採用している上、燃費を稼ぐべく思いきり低い回転域を使っている。結果、アクセル開度少ないとブルブルした感じが出てしまう。私は気にならないですけど。
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iQと同じ3気筒エンジンながら、使っている回転域が高く振動は気にならない。ただ特殊なミッションを採用しているため、日本車のAT車だと思って乗ると気持ち悪い。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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パッケージング
Packaging
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トヨタ iQ
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スマート フォーツー クーペmhd
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![トヨタ iQ インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042123.jpg) |
![スマート フォーツー クーペmhd インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042126.jpg) |
松下 宏 |
極限まで煮詰めたパッケージングを採用することで、3mを切る短い全長の中に4名乗車を可能としたのは凄い。さまざまな工夫を凝らした点でも高く評価できる。
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コンパクトなボディの中にふたり乗りというコンセプト。結果としてひとり分のスペースは大きなクルマと変わらないものになった。ラゲッジスペースもiQより大きい。
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片岡 英明 |
3mを切る短い全長でありながら大人3名と子ども1名が座れるキャビンスペースを実現した。ただし、頭上空間はミニマムだ。ラゲッジルームは後席を畳めば十分な容量がある。
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ふたり乗りだからシートは大ぶりで、大柄な人でも最適な運転姿勢を取ることができる。収納は少ないが、インパネトレイは重宝だ。ラゲッジルームはiQに迫る広さと容量を確保した。
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国沢光宏 |
車体の幅が広いので、フロントシートに座っていると小さいクルマだという気がしない。リアシートも備えているけれど、基本的にはふたり乗りだと割り切ったほうがいい。
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iQと違って無理に「広々感」を出そうとはしていない。むしろ「コンパクトカーに乗っている」という楽しさがあり、精神的にはリッチな雰囲気。好感もてます。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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エコ度
Ecology
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トヨタ iQ
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スマート フォーツー クーペmhd
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![トヨタ iQ エコランプ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042129.jpg) |
![スマート フォーツー クーペmhd エコランプ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042133.jpg) |
松下 宏 |
23.0km/Lは立派な数字だが、フィットが1.3Lで24.0km/Lを達成しているだけに単純にはほめられない。小さくて軽いボディなのだから、もうひと頑張りしてほしかった。
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最新のスマートはアイドルストップ機構を備えたmhdとすることで燃費を向上させた。といってもカタログデータはiQと同じ。都内で使えばmhdが効いて有利になりそうだ。
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片岡 英明 |
3気筒エンジンは星4つの平成17年基準排出ガス75%低減レベルで、平成22年度燃費基準も余裕でクリアした。もちろんグリーン税制に適合だ。CO2排出量は101g/kmを達成。
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クリーン性能は☆3つの平成17年基準排出ガス50%低減レベルだが、平成22年度燃費基準+25%達成車の認定を取得。10・15モード燃費23km/Lと101g/kmの排出量は互角。
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国沢光宏 |
街中を普通に走って15.0km/L前後。100km/hの高速巡航なら20.0km/Lくらいまで伸びる。プリウスより10〜20%くらい悪い程度だから立派なものだと思う。
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街中でもアイドルストップが功を奏し、どんな乗り方をしてもプリウスに匹敵する実用燃費なのだから凄い! iQはアイドルストップを付けない限りスマートにゃ勝てない。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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デザイン
Design
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トヨタ iQ
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スマート フォーツー クーペmhd
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![トヨタ iQ サイドビュー](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042136.jpg) |
![スマート フォーツー クーペmhd サイドビュー](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042139.jpg) |
松下宏 |
パッケージングを優先させたデザインはほかに似ているものがない個性的なものだが、とくにカッコいいとは言えない。極めて全長の短いボディは異様ともいえるほどに特徴的だ。
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コンパクトカーらしいポップな印象の外観デザインは、初代モデルから受け継いだもの。これまたほかにはない特徴的な点だ。インテリアは初代に比べるとやや普通になってきた。
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片岡英明 |
スモールサイズだが、強い存在感を放つデザインだ。フロントマスクの押し出しも強い。インテリアは幾何学的なインパネが特徴。センタークラスターも主張の強いデザインである。
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初代モデルの流れを汲むデザインだ。初代ほどの衝撃はないが、上手にまとめた。ツートーンのボディカラーと洒落たインテリアはチープさを感じさせない。樹脂の見せ方も上手。
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国沢光宏 |
少なくともカッコいいとは思えない。「安いクルマじゃない!」ということで存在感を出そうとしたため、むしろバランスを失ってしまったのだろう。もっと割り切ればよかった。
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コンパクトなサイズを上手に活かし、クルマ離れしたキュートなスタイルとしてきた。このままボディを延長して小さなリアシートを設けてもカッコいいんじゃなかろうか。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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どっちが買いか
Which to Buy
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トヨタ iQ
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スマート フォーツー クーペmhd
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![トヨタ iQ エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042142.jpg) |
![スマート フォーツー クーペmhd エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927042146.jpg) |
松下 宏 |
iQは評価できる部分の多いクルマだが、同時に限界もある。同じネッツ店で売るヴィッツよりも狭くて高価なのだ。軽自動車にはまったくかなわない。なかなか買う気になれない。
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輸入車という特殊性をもつとはいえ、価格設定はiQと比べても大幅に高い。これにトランスミッションがネックになってオススメ度は低くなる。とにかく個性が欲しい人向き。
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片岡 英明 |
このクラスの日本車のなかでは安全装備が充実している。9エアバッグ/CD付きオーディオ/横滑り防止のS-VSCなどを標準装備し、価格も手頃な100Xなら買い得感は高い。
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クーペmhdは184万円だ。ちょっと価格はアップしたが、アイドリングストップが標準装備されたため極端に割高な印象は受けない。本革シート仕様ならシートヒーターも付く。
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国沢 光宏 |
スマートとの比較なら、コストパフォーマンスでも使い勝手でもiQ優勢となる。ただ日本市場には軽自動車という強敵が存在する。そちらと比べられたら大いに厳しいかと。
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ふたり乗りであることと、特殊なAT(普通のマニュアルミッションを油圧で自動制御する。変速時にパワーが途切れる)さえ気にならないければスマートのほうが楽しいです。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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