トヨタ iQ エクステリア

ベーシックグレードを買わずして、なにを買う!

 トヨタのiQ、価格は140万円〜160万円。まぁ、予想はしていたとはいえ、実際の金額を見ると、やっぱり高め……。トヨタにはパッソやヴィッツとの兼ね合いを考えてると立ち位置はビミョーなのは確かで、仕方がないか。
 というわけで買いはやっぱり一番安いのといいたいんだけど、別に価格だけじゃない。内容を見てみても、ベーシックグレードの100Xになる。そもそもiQのグレード&価格は凄くわかりやすくて、100Xを基本に、装備を豪華にした100G。そしてレザーシートにした100G"レザーパッケージ"の3つのみで、価格も順に140万円/150万円/160万円と10万円刻み。まずキャラクターに合わない気がするので、レザーパッケージはなし(年輩の方にはオススメだけど)!

トヨタ iQ インテリア

巧妙なパッケージングで大人3人+子供1人分の空間を実現した!


小型車の達人の答えは・・・真髄「100X」をしゃぶり尽くせ!

 そして100Xと100Gの装備を比べてみると、まずシート表皮などは変わらないで、100G独自でプラスされているのは「トヨタ流かゆいところに手が届く装備」がほとんど。スマートエントリー&スタートシステムは欲しいところだけど、あとは「あったらいいけど、なくても別にいいや」レベル。別に機能を否定しているわけじゃなくて、キャラに合わないだけである。コンパクトカーとして志が高いというなら、ピュアに乗れ。9個のエアバッグや駆動力とステアリング、ブレーキを協調制御して横滑りを防止するS-VSCが全車に標準で付くだけでもう十分。エアコンがマニュアルでもいいじゃない。指で温度ボタンを押すだけだ。豪華装備が所有欲をくすぐる時代でも、そもそもエコでもあるまい。コンパクトカーの場合、ベーシックグレードこそ、エッセンスが凝縮されている。iQの真髄も100Xにあり。しゃぶり尽くすべし。それが、コンパクトカーのみを20年以上乗り続けているワタクシ、マッシュ近藤だからこその見解。

トヨタiQ 100X エクステリア
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達人プロフィール: 近藤暁史
職業:自動車ライター&エディター その他もろもろ…
某自動車雑誌の編集者から独立。その前はファッションエディターだったりして……(笑)。とにかくなんでも小さいものが好きで、元鉄チャンで、今ではナローゲージを大人買い中。メインのクルマは19歳の時に買ったFIAT500で、19年経った今も手元に。エンジンのOHからすべて自分...
代表グレード
100G(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
2985×1680×1500mm
車両重量[kg]
890kg
総排気量[cc]
996cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
68ps(50kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
9.2kg-m(90N・m)/4800rpm
ミッション
Super CVT-i(自動無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
23.0km/L
定員[人]
4人
税込価格[万円]
150.0万円
発売日
2008年11月20日

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