乗る人みんながワクワク！クラスNo.1の室内空間が“最広（サイコー）”なマツダ新型「ビアンテ」発表会レポート

マツダ新型「ビアンテ」発表会にて（マツダ代表取締役会長社長兼CEO・井巻久一氏）

トールタイプミニバンに新しいクルマを！

　7月7日、東京・港区の東京プリンスホテルにて、マツダ新型「ビアンテ」の発表会が行われた。「ビアンテ」は、広くて扱いやすくクリーンな室内空間を誇り、流れるようなデザインのエクステリアが個性的な中型トールタイプミニバン。その特長の随所に見える、「ビアンテ」のコンセプト“乗る人みんながワクワクする”楽しさ、快適さを優先した工夫も嬉しいところ。
　車名発表から2ヵ月…ついに目にすることができた実車も合わせ「ビアンテ」発表会をレポート！

【「ビアンテ」新車情報はこちら】

【マツダビアンテ(BIANTE) 新車情報】クラス最大の空間と、クラス随一の個性的なフォルム！　新型ミニバン「マツダビアンテ」遂に正式デビュー！

【新車情報】　(2008.07.08)

マツダは7月8日、「劇団ひとり」のティザー広告で予約を受け付けていた新型ミニバン「ビアンテ」の発売を正式に開始した。マツダがビアンテで新たに参入するのは排気量2.0リッタークラスのエンジンを搭載し、全長4.7m前後、車高1.8m超えのBOX型ボディに3列シートを配列する、今最も売れているミニバンカテゴリーだ。　>> 記事全文を読む

ビアンテにかける意気込み！

　いよいよ発表会がスタートすると、早速壇上でアンベールが行われ姿を現した「ビアンテ」の前に井巻氏が登場。「2010年までのアドバンスメントプラン（マツダが掲げた構造改革）を実現するための大切なモデル」と新投入した「ビアンテ」を正式発表した。
　また、つづいて開発主査・清地秀哲氏、さらにチーフデザイナー・小泉巌氏も登場し、「ビアンテ」の3つのキーバリュー「パッケージング」「デザイン」「ダイナミック性能」について語った。

「正式発表前に2ヵ月のティザー活動(発売前の宣伝活動）を行うのは、マツダでは異例。これはビアンテにかける意気込みの現われで、おかげで大きな反響、手応えを感じている」と井巻氏。予約台数は3000台を突破。

清地氏が、広い室内空間を活かすための工夫など、「ビアンテ」のキーポイントを説明。“シアターレイアウト”と呼ばれるシート配置は、後席にいくほど着座位置が高くなり、どの席でも見晴らしと開放感を満喫できるという。

「日本中のファミリー層がターゲット！」と自信をみせる小泉氏。2列目、3列目シートからも見やすいコックピットは、乗る人みんながワクワクするドライブを共有できる楽しさがあるという。

その後、CMキャラクターの劇団ひとり氏からのメッセージVTRが。「クラストップの大空間！ビアンテ最広（サイコー）!! 日本中の家族をワクワクさせていきます！」

7月9日から放送が開始される「ビアンテ」TVCM“のびのび篇”。劇団ひとり氏とオリジナルキャラクターのサイコーファミリーが、広い室内でのびの〜び。

この元気と楽しさが“乗る人みんながワクワクする”「ビアンテ」にピッタリで、“最広”ビアンテなら「なんでもできそう！」と思わせる。

【劇団ひとり氏も登場！「ビアンテ」車名発表会の模様はこちら】

【マツダビアンテ x 劇団ひとり】マツダの新型ミニバンを"劇団ひとり"＆"最広(サイコー)ファミリー"が応援！〜 MAZDA新型ミニバン”ビアンテ”車名発表会〜

【特集】　written by CORISM編集部　(2008.05.09)

マツダが今夏発売を予定する新型ミニバン「マツダビアンテ」の車名発表会が都内で行われた。発売前のキャンペーンを盛り上げる"劇団ひとり"＆"最広(サイコー)ファミリー"も登場。新たな車名の浸透に一役買うことになった。　>> 記事全文を読む

工夫いろいろ！「ビアンテ」のポイント

　「ビアンテ」のエクステリアは、マツダ「Nagare」デザインコンセプトシリーズに象徴する、風の流れを表現したデザインを採用。「Nagare」は「自然にあるものを表そう」とのコンセプトから始まったという。ボディカラーは、全7色。代表カラーともいえる「ライラックシルバーメタリック」も、淡い紫が美しい個性あるカラーだ。
　そして、なにより「ビアンテ」最大の自慢は室内の広さ。さらに、インテリアには空気清浄・消臭システムを装備し、臭いや埃、花粉の空中浮遊を抑えてくれる点も魅力だ。

多彩なシートアレンジの中でも、2列目シートの超ロングスライドで思い切り足を伸ばしてくつろげる「リビングモード」は、“最広”室内空間をさらに実感。走行時は、3列目シート用シートベルトを着用する。

クリーンインテリアも「ビアンテ」の特長のひとつ。シートには液体がはじく表面加工がされ、汚れがつきにくく拭き取りやすい。（開発者は「実際に醤油で試してみた」とのこと）

インパネはフラットにし、広さを感じられるデザインに。助手席は小物入れをダッシュボードの下に配し、必要以上の物の置き場はなくすっきりとさせている。

「ビアンテ」では、ミニバンの“箱型”イメージを避け、止まっていても躍動感があり、いかにも走りそうなエクステリアにこだわった。また、グリルを下げるなど、マツダの新しい“顔”の流れも見える。

「自然にあるものを表そう」とのコンセプトは、ヘッドライトにも取り入れられた。サイドから見ると光が当たりキラキラとするデザインは、夕日が沈んでいく水面の輝きからイメージしたという。

こちらも「自然にあるもの」をイメージしデザインされたメーター。月食をイメージしたもので、照明が美しいうえにすっきりと見やすい。

特に左折の際にサイドが見えにくいのは危険！と考えられた大型三角窓。しかし、流れるようなエクステリアデザインと剛性との両立は苦労を要したそう。

デザイナーの新たな提案として採用されたボディカラー「チリオレンジマイカ」。ミニバンとしては珍しいカラーは目を引き、取材陣からはよく「良い色ですねー！」と言われ好評だそう。

実際、現時点で受注が多いボディカラーは、この「ライラックシルバーメタリック」のほか、「サンライトシルバーメタリック」「クリスタルホワイトパールマイカ」が人気だという。

( レポート＆PHOTO：CORISM編集部 )

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