世界が注目する二大イベントでダブル初披露
ルノーは今秋のパリモーターショーでデビュー予定の新型「ラグナクーペ」を、カンヌ国際映画祭とF1モナコGPの会場でそれぞれ初披露した。
カンヌ国際映画祭では、ルノー会長兼最高経営責任者のカルロス・ゴーン氏が自ら「ラグナ クーペ」を運転し会場に到着し注目を集めた。
いっぽうF1モナコGPでは、ルノーF1チームのテストドライバーが公道サーキットのコースを「ラグナ クーペ」で周回させ、世界中から集まる観客にその姿を披露した。
いずれも世界的に非常に有名なイベントでのダブル初披露とあって、ルノーの「ラグナクーペ」にかける意気込みが伝わってくる。
シリーズ初のエレガントなクーペモデル登場!
ルノーラグナは、5ドアハッチバックとステーションワゴンをラインナップする高級FFサルーンだ。初代および二代目モデルは日本にも正規輸入されていたが、昨秋にドイツ・フランクフルトショーにてデビューを果たした3代目モデルについては今のところ未導入である。
今回新たにラインナップに加わったクーペはシリーズ通して初の登場。フランスでの最大のライバル「プジョー 407」の「クーペ407」に対抗するモデルとなる。
エンジンは日産とのアライアンスで生まれたV6 3.5リッターガソリンエンジン(175kW・240ps)と、ターボディーゼルエンジン(173kW・235ps)を搭載。先行してラグナGTに投入された4輪操舵「アクティブ・ドライブ・シャシー」を搭載し、優れたハンドリングを実現するという。
なおラグナクーペは10月のパリモーターショーで正式に公開され、詳細が明らかにされる。日本への導入などについては現時点では不明だ。