BMW 135iクーペ エクステリア
BMW 135iクーペ フロント

見るからに美しいというデザインではないが、BMWらしいスポーティさを表現したエクステリアデザインを採用する。

BMW 135iクーペ リヤ

BMWを代表する2002を思わせるルックスに仕上げられているのが、この135iクーペのデザインの最大の特徴だ。

BMW 135iクーペ フロントマスク

フロントマスクのデザインは、まさに1シリーズそのものでいかにもBMWらしい雰囲気。

BMW 135iクーペ リヤ

さりげない形状のスポイラーを装着し、スポーティさを演出している。トランク部分はやや短めながら、クーペらしいスタイリッシュさとスポーティな雰囲気をうまく表現している。

BMW 135iクーペ リヤコンビランプ

L字型のリヤコンビランプは、最近のBMWらしいもの。質感の高さを感じさせるデザインが最大の魅力だ。

BMW 135iクーペ マフラー

スポーティなリヤバンパーの下部は、ディフューザー風のデザイン処理が施されている。またマフラーは2本出しのスポーティなものを装着する。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

達人「松下 宏」が斬る!

BMW 135iクーペ 評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

BMWのエントリーモデルである1シリーズに待望のクーペが追加された

BMW 135iクーペ フロントマスク

 BMW1シリーズは2004年秋にエントリーモデルとしてデビューし、その翌年から8000台レベルの販売を続けてきた。この間、3シリーズの販売台数を落とすことなく、ほとんど純増の形で販売を伸ばしてきたのだから大したもの。3シリーズは3シリーズで、2005年にフルモデルチェンジを受けたこともあって好調な売れ行きを続けている。今回、1シリーズに新たに2ドアクーのボディを持つ135iクーペが追加された。
 BMWのクーペとしては1966年に発売された2002が記憶に残るが、今回の135iクーペもかつての2002をイメージさせるような外観デザインに仕上げられている。ロングノーズとロングホイールベース、ショルダーラインやルーフ、サッシュレスドアなどにその面影を感じることができる。

BMWのクーペらしいスタイリッシュでスポーティなエクステリアデザイン

BMW 135iクーペ リヤコンビランプ

 フロント回りのデザインはまさにBMWのもの。丸型4灯式のヘッドライトやキドニーグリルなど、お約束の仕様が用意されている。ただ大きなエアインテークによって標準の1シリーズに比べるとかなり迫力を感じさせる顔つきになった。ボディサイドも18インチの大径アルミホイールが際立つし、リヤビューもL字型テールランプがBMWらしさを表現している。
 リヤにノッチと独立したトランクを持つクーペボディは、それなりにスタイリッシュでスポーティなもの。アルファブレラなどのように見るからに美しいというほどではないのだが、BMWらしい独特のスポーティな雰囲気が表現されている。

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代表グレード
135iクーペ(6速MT)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4370×1750×1410mm
車両重量[kg]
1530kg
総排気量[cc]
2979cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
306ps(225kw)/5800rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
40.8kg-m(400N・m)/5000rpm
ミッション
6速MT
10・15モード燃焼[km/l]
9.4km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
538.0万円
発売日
2008/2/26
レポート
松下宏
写真
和田清志
スタイル インテリア 走り&メカニズム