「第5回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の受賞作品と受賞者、そして作品をデザインしたメルセデス・ベンツ社の燃料電池車「F-Cell」

テーマは「まもりたいしぜん まもりたいふうけい」

 ブリヂストンは4月1日、「第五回ブリヂストンこども絵画コンクール」の表彰式を、東京都中央区のブリヂストン本社ビルにて行った。

 03年よりスタートした「こどもエコ絵画コンクール」も今回で5回目を迎えた。ブリヂストングループが「未来のすべての子どもたちが"安心"して暮らしていけるために・・・」の願いを込め、同社の環境への取り組みの一環として開催されるもの。「まもりたいしぜん まもりたいふうけい」をテーマに、07年12月1日より2ヶ月に渡り募集。全国より19787点の応募があった。その中より審査員特別賞5点をはじめ、101点が受賞した。

 表彰式の席でブリヂストンの荒川 詔四社長は「どの絵も自然の風景が生き生きと描かれていた」と賞賛。ブリヂストンも、描かれた自然を大事にしてゆきたいと語った。また作品をペイントした「F-Cell」を提供しているメルセデスベンツ日本のハンス・テンペル社長は「若いアーティストの将来が素晴らしいものでありますよう」と祝辞を述べた。またこの5年間でコンクールの応募が4000人から約20000人もの規模へと増えたことに触れ「私たちの販売もこれくらい成長するといいのですが」といい会場を沸かせていた。

 受賞作品は東京・京橋のブリヂストン本社1階コミュニケーションスペースにて5月末まで展示され、さらにメルセデスの燃料電池車「F-Cell」に101点の受賞作品がデザインされ、併せて展示される。

『きれいな海をもどそう!』で屋久島エコツアー賞を受賞した巌渕 颯(いわぶちはやて)くん(8歳)。テレビで海が環境破壊される様を観たのが作品を描いたきっかけ。ブリヂストン 荒川 詔四社長と。
沖縄エコツアー賞 鈴木 愛渚ちゃん(4歳)
おばあちゃんが大好きだという鈴木 愛渚(すずきまな)ちゃん(4歳)。『大好きなおばあちゃんの干し柿』を描いて審査員特別賞・沖縄エコツアー賞を受賞した。
北米エコツアー賞 鈴木 凛太朗(すずきりんたろう)くん
北米エコツアー賞は鈴木 凛太朗(すずきりんたろう)くん(11歳)。作品は『日本の四季、大好きな春』。秋に咲いたたんぽぽを見て、本来春に咲く花のことを憂い、描いたのだという。すばらしい!
ヨーロッパエコツアー賞『春の自然公園』を描いた上村 拓也(かみむらたくや)くん(11歳)
ヨーロッパエコツアー賞『春の自然公園』を描いた上村 拓也(かみむらたくや)くん(11歳)。人間と自然がずっと仲良く出来れば良いと思い、描いたという。メルセデス日本のハンス・テンペル社長と。
審査員のひとり、漫画家ヒサ クニヒコさん
審査員のひとり、漫画家ヒサ クニヒコさんは「自然を美しいな、残したいなと想う気持ちが大事」と語る。実際、応募された作品には皆その想いがしっかり描かれていたという。
「第5回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の受賞作品と受賞者、そして作品をデザインしたメルセデス・ベンツ社の燃料電池車「F-Cell」
「第5回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の受賞作品をデザインしたメルセデス・ベンツ社の燃料電池車「F-Cell」。パートナーシップ契約によりブリヂストンが借り受けている車両だ。
「第5回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の受賞作品と受賞者、そして作品をデザインしたメルセデス・ベンツ社の燃料電池車「F-Cell」

( Photo&レポート:CORISM編集部 徳田 透 )

ブリヂストンコミュニケーションスペースに注目! メルセデス・ベンツ「F-Cell」の展示も

【ニュース】 (2008.04.11)

ブリヂストンは、東京都中央区の本社ビル1階のコミュニケーションスペースを改装した。 >> 記事全文を読む