地形や気候に対応した安全運転プログラムを実施

 ホンダは、4月9日、フィリピンのパラニャケ市でホンダ・セーフティ・ドライビング・センター(HSDC)の開所式を行った。HSDCは、全世界で32ヵ所目の交通教育センターとなり、「危険を安全に体験する」という基本コンセプトのもと、フィリピンの地形や気候に対応できる低μ路コース(滑りやすい路面)や非舗装路面での安全運転プログラムも実施する。
 また、二輪車・四輪車の混合コースを備えているため、受講者は安全運転技術の習得だけでなく、安全運転に対する意識・行動の改善を重視した教育を受けることができる。
 HSDCでは、ホンダユーザーに限らず多くの受講希望者を受け入れ、また、二輪車・四輪車の販売店のインストラクター養成等を通して、地域に根付いたより安全で豊かなモビリティ社会の実現を目指すという。

【ホンダ・セーフティ・ドライビング・センター概要】
◆設立:2007年3月
◆本社所在地:パラニャケ市(マニラ首都圏南部)
◆敷地面積:2.35万m2
◆代表者:社長 池添和彦
◆従業員数:45名