2008年 チーム・レプソル三菱ラリーアート

中止となったダカールラリー代替イベントとして

 三菱自動車及び同社のモータースポーツ統括会社MMSP は、2008年ダカールラリー中止の後、新たに開催されることとなった「セントラルヨーロッパラリー」に、チーム・レプソル三菱ラリーアートから参戦する。ドライバーは、中止となった2008年ダカールラリーに出場する予定であった増岡浩、ステファン・ペテランセル(フランス)、リュック・アルファン(フランス)、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)で、パジェロエボリューション・スーパープロダクション仕様の4台体制で臨む。
 この「セントラルヨーロッパラリー」は、4月20日(日)にハンガリーの首都ブダペストをスタートして、ハンガリーとルーマニアで7つの競技区間(SS)を走行し、26日(土)にハンガリーのバラトン湖岸にゴール。総走行距離は3,061kmで、うちSS距離は1,570kmで競われる。尚、同ラリーはダカールラリーそのものに代わるイベントではなく、2009年以降、ダカールラリーを頂点として新規に創設する予定であったダカール・シリーズの中の1戦として準備が進められていたもので、2008年については、中止となったダカールラリーの代替イベントとして1年前倒しで開催されることになった。