スバル ジャスティ エクステリア フロント

「ジャスティ」「レガシィ」「アウトバック」など数々

 富士重工業は、1958年3月3日に軽四輪乗用車「スバル360」を発表して以来、スバルブランドの自動車をつくり続けて50年の記念すべき節目を迎えた。
 「スバル360」は、一般家庭にとって乗用車を持つことが憧れであった時代に、優れたパッケージングと手頃な価格を実現し、日本の自動車史上に大きな足跡を残したモデル。その後、スバルの個性である水平対向エンジンを搭載し量産車として先駆けとなるFF方式を採用した「スバル1000」、世界初の乗用AWDである「レオーネ4WDエステートバン」、世界初の電子制御電磁クラッチ式無段変速機“スバルECVT”を搭載した「ジャスティ」、ワゴン専用のデザインと高出力エンジンを組み合わせ日本でのステーションワゴン市場を新たに開拓した「レガシィ」、米国で乗用車の快適性とSUVの機能性を融合したクロスオーバーという分野を切り開いた「アウトバック」など数々の車を世に送り出し、これまでの累計生産台数は18,836,385台【2008年2月29日現在】に及ぶ。

「スバルボクサーディーゼル」など新たな挑戦も

 現在のスバルは、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDなどのコア技術を磨き続け、「快適、信頼の新しい走りと地球環境の融合」を追求している。具体的には、自らの選択で3つの走行性能を使い分け積極的に運転を楽しむことができる「SI-DRIVE(SUBARU Intelligent Drive)」、ドライバーの意思に素直に反応し、しなやかな走りで快適な乗り心地を実現する「SI-シャシー」コンセプト、ドライバーの運転負荷の軽減と快適性を向上させる先進の追従クルーズコントロールシステム「SIレーダークルーズコントロール」などの先進の技術を積極的に投入している。
 また、乗用車用として世界初となる水平対向ディーゼルエンジン「スバルボクサーディーゼル」、次世代のバッテリーであるリチウムイオンバッテリーを搭載した電気自動車「スバルR1e」、独自のステレオカメラ技術を用いて万が一の事故による被害を軽減する運転支援システム「次世代ADA(Active Driving Assist)」など新しい領域にも挑戦している。