PIVO 1/4スケールモデルやリチウムイオンバッテリーなどを展示!

 日産は、2008年4月5日からロンドン・サイエンス・ミュージアムで開始される「ザ・サイエンス・オブ・サバイバル」に5年間に渡って協賛し、同社の環境技術を中心とした展示を行うと発表した。

 「ザ・サイエンス・オブ・サバイバル」はThe Science of...が主催する博物館展示で、「2050年の世界にあなたはどのように生活しているか」をテーマとする、来場者体験型のグローバル展示である。今後2012年までに様々な国、会場で同様の展示が行われていくことになる。日産は、「Eating」、「Drinking」、「Enjoying」,「Moving」、「Building」という5分野の中で、「Moving(移動)」分野の展示に対し、PIVO 1/4スケールモデルやリチウムイオンバッテリーなど技術展示物を提供して協力する。

 日産では、2006年12月に発表した同社の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」において、「CO2排出量削減への取り組み」、「エミッションのクリーン化」、「資源循環」を重要課題として、目標達成に向けた取り組みを続けている。
 今回の協賛により、同社の環境への取り組み事例を活用しつつ、社会貢献活動の重点分野である「教育への支援」、「環境への配慮」を具現化していきたいとしている。また、主催者が狙いとしている「2050年を考える」というテーマが、同社が「ニッサン・グリーンプログラム 2010」で掲げている多角的な取り組みに対して、最もふさわしいものと考え、実現に至ったとのこと。