生産効率の大幅な向上を目指す!

 ホンダのインドにおける現地法人、ホンダシェルカーズインディア・リミテッド(以下 HSCI)は、グレーターノイダにある四輪車工場の年産能力が5万台から10万台に拡大したことを記念し、式典を行った。式典には、ホンダからアジア・大洋州本部長の大山 龍寛氏やHSCI社長の武田川 雅博氏らが参列した。

 生産能力の拡大を終えた工場は、従来の工場に比べ自動化を進めることにより、生産効率の大幅な向上を目指している。さらに、エルゴノミクスに配慮したライン工程や作業エリアづくりにより、従業員がより働きやすい環境を整えた。また、ホンダの最新鋭の工場として、環境・安全面にも十分な配慮がなされているという。

 ホンダは、2009年の稼働開始を目指し、ラジャスタン州に年産能力6万台の第二工場を建設中であり、インドにおける年産能力は、2010年には15万台を超える規模に拡大するという。「需要のあるところで生産する」という考えに基づき、今後も地域に根付いた事業を着実に拡大させていくたいとしている。