注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:スズキ パレット

スズキ パレットの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車研究所)

 ダイハツ・タントの最大のライバルが遂に登場。アトレーのような1BOXでもない、ワゴンRのようなミニバンスタイルでもない、新ジャンルの軽自動車としてスズキがデビューさせたのがこのパレットだ。タントのような広々空間を実現し、今後の売れ行きが気になる1台である。

 パレットやタントがワゴンRと最も違うところは、リアドアにスライドドアを採用(タントの右後ドア通常のヒンジドア)し乗降性を高めているところ。スライドドアは、チャイルドシートに子供を乗せるときなどに便利である。特に非力なママにとっては毎日の作業が楽になるなど助かる作りだ。

 また、キャビン部分の作りをできる限り四角にする事で、広々空間を実現し、軽自動車ながらも狭さを感じさせない配慮がなされている。限られたスペックの中で室内空間を確保するということはドライバーのみならず同乗者にとって、とても大切なこと。安心して家族以外も乗せられるクルマといえる。

 パレットの広さを実現したもうひとつの工夫は、新設計の低床プラットフォームの採用。ホンダがオデッセイやストリームで採用しているが、スズキも新たに開発したことで、今後の軽自動車作りの幅が広がるだろう。

今回のクルマ
Specifications
グレード
X
ボディサイズ
3395x1475x1735mm
エンジン型式
K6A型
総排気量
658cc
最高出力
54ps
最大トルク
6.4kg-m
定員
4人
発売日
2008年1月30日
車両本体価格
\1,239,000

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リセールバリュー診断

 タントのライバルであるパレットのリセールバリューは最大61%のBランク。パッケージ的にはとても優れた軽自動車だが、中古車の人気を支える若者全般にはウケが悪いようだ。ワゴンRなどのちょっとカッコいい軽自動車より、リセールバリューは安くなってしまう。

 とはいえ、Bランクの上である最大61%と、平均よりはるかに高い結果だ。これは、クルマ全体のパッケージが整っており、軽自動車に不足しがちな居住空間の確保がなされている点が評価されたからだろう。

 使い勝手が良く、室内も広いパレットは、リセールバリューも高く、おススメできる軽自動車といえる。

車両本体価格
\1,239,000
登録など諸費用
\142,000
値引き
\90,000
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
45%〜61% B
約 \ 535,000

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