スイフト、SX4、エスクードなど6月から販売

 スズキは、南アフリカ共和国にスズキ四輪車の輸入・販売代理店「スズキオート・サウスアフリカ」社を設立し、今後も拡大が見込まれている同国四輪車市場での拡販を図る。
 南アフリカ共和国には、スズキの二輪車と船外機の輸入・販売を手がけている代理店「スズキ・サウスアフリカ」社があるが、今回、新たに同社との合弁にて四輪車の輸入・販売代理店を設立した。資本金は1億600万ランド(約17億円)で、スズキが85%を出資した。
 「スズキオート・サウスアフリカ」社では、日本からスイフト、SX4、グランドビターラ(日本名:エスクード)などを完成車で輸入し、2008年6月から販売を開始する。初年度は2,700台の販売を計画し、今後インドのスズキ子会社「マルチ・スズキ」社からも小型車を輸入していく予定。
 スズキは、欧州、北米、BRICs市場に加え四輪車の販路を拡大していき、また、今後インドなどを製品の供給拠点として位置づけ、中南米、中近東、アフリカ諸国においても販売網の整備を積極的に行っていく計画である。