6+1の3列シートが特徴的な「プレマシー」
全長5ナンバーサイズに収まる4505mmではあるが、アクセラのシャーシをベースとするために全幅は1745mmで、全グレード3ナンバーとなる。マイナーチェンジでFFモデルに5速ATを搭載し、さらに2リッターには直噴エンジンも追加。エンジンラインアップは、2種類の2リッターと2.3リッターの3タイプとなった。直噴エンジンは、燃費性能とパワーを両立。素直なハンドリングのプレマシーにはピッタリなエンジンといえるだろう。このクルマの特徴は、なんといっても6+1という3列シート。これはキャプテンタイプを基本とする2列目シートの間に収納式シート(登録済未使用時は小物入れやアームレストになる)を備え、6人乗りが基本だがフル乗車時には7人乗りもできるという感じ。観光バスの補助席をイメージするといい。
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マツダ プレマシーのライバル車比較
長距離移動でも疲労度の低さはライバルに勝る強み!
ミニバンのメインマーケットとなるのがMサイズミニバンだ。基本は5ナンバーサイズとなるが、プレマシーは全長が4505mmながらもアクセラのシャーシをベースとするため全幅が1745mmとなり全ラインアップ3ナンバー。市街地での取り回しでは、ライバルに比べやや不利な点だ。しかし、1615mmと低めの車高とワイドなボディによる安定感は、長距離移動をするときの疲労度は低い。またワインディングを走るときも、マツダらしいシャープで素直なハンドリングによって運転好きのドライバーにストレスを与えない。2.3リッターエンジンの設定も他車とのアドバンテージだ。トールタイプの多くのライバルに比べると、さすがに居住性では一歩譲るが、家族4人乗車を基本とするワゴン的な使い方をするユーザーには、運転のしやすさや安定性の高さは大きな魅力だ。
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マツダ プレマシーのグレード選び
フルートエアコンやボディ同色ミラーなどを標準装備した「20CS」がオススメ!
ストリームやウィッシュといった1.8リッターエンジンをラインアップするモデルと比較すると、プレマシーのベーシックグレードとなる20Fは約177万円とやや高めだ。しかし、Mクラスミニバン市場で2リッターエンジンを搭載するモデルと比較すると割安感がある。とくに20CSはフルートエアコンやボディ同色ミラーなどを標準装備し割安感を出している。標準エンジン仕様なら車両本体価格は188万円と、値引きも含めるとライバルの1.8リッターモデルに迫る価格ゾーンになる。車両本体価格は200万円を超えてしまうが、もし予算に余裕があるのなら20Sがもっともお買い得感がある。20CSに比べ、エアロキットやアルミホイールは標準で、シート調整機構も多彩。それでいて価格差が約15万円。リセールバリューの高さも含め価格の差は大きいとは言えない。2リッターエンジンは、価格だけ見ると標準仕様がオトクのようだが、山道や高速道路の上りではちょっとモノ足りない。直噴のDISIエンジンなら買った後の満足感も高いだろう。
( written by 近藤 暁史 )
【随時更新!】クルマ選びの達人奥義を完全伝授!! 新車購入&新車値引きガイド
【CHECK&TRY】 written by
CORISM編集部 (2010.03.11)
コリズムの達人たちが、ライバル車から新車値引き、グレード選びまで新車購入の真髄を大公開。 >> 記事全文を読む |
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プレマシーのカタログ情報
- 平成22年7月(2010年7月)〜平成30年3月(2018年3月)
- 新車時価格
- 179.9万円〜241.9万円
プレマシーの在庫が現在7件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。