数々の参加型イベントを実施!

 日産は、インターネットコミュニティ「空想くるま」を立ち上げ、生活者からカーライフにイノベーションを起こすアイデアの募集を開始した。

 日産は、インターネットの発展と共に生活者の情報発信、ネットワーク化やクリエイター化が進み現実世界の商品に影響を与え始めているという動きに着目。「空想くるま」を通じてカーライフをより楽しくする「新しいクルマ」、「新しい買い方」や「新しいお店(ディーラー)」を提案するなど、積極的に開発プロセスに参加してもらうことで、生活に一層フィットし、カーライフをより豊かにする革新的な商品、サービスの実現を目指すという。

 また、「空想くるま」は「生活者との共創」という点で自動車業界における先駆け的な取り組みであり、日産ではこの活動を通じて新たな自動車、サービス作りの手法としての可能性も同時に模索していくとしている。

 なお、この「空想くるま」はインターネットサイト「空想生活」を運営し、インターネットを利用した消費者主導の商品開発を支援するサービスを提供するエレファントデザイン(株)とのコラボレーションにより、2008年3月まで実施される。

 「空想くるま」では、くるまを楽しくする可能性や未来について考えるパネルディスカッションの実施や「都心の新くるま生活」などをテーマとしたWORK SHOPの開催、日産の志賀COOにプレゼンテーションを行える(サイトに提案されたアイデアの人気投票数が多いもの5名が対象となる)などイベントを用意している。