歴史的モデルから現役マシンまで入り乱れた「カテゴリー混走模擬レース」!

歴代の名レースカーが一挙に走る走る!

 かつて全日本GT選手権(JGTC)に参戦したR34 GT-Rから、ルマンに挑戦したグループCカー、さらにはKPGC10 GT-Rまで。歴代の名レースカーが入り乱れた混走模擬レースは『NISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル)』ならではの楽しみだろう。今年の模様を速報でお届け!

エースナンバーを付けた”ペンズオイル・ニスモGT-R”
エースナンバー「1」を付けた'99モデル”ペンズオイル・ニスモGT-R”。エリック・コマス選手がこのモデルで99年のシリーズチャンピオンとなった。ドライバーは、SUPER GT300に参戦中の佐々木 孝太選手。
2台の'02モデルGT500 GT-Rが富士のヘアピンを駆け抜ける
2台の'02 GT500 GT-R。手前は田中 哲也選手がドライブするワークスマシン、ザナヴィニスモ GT-R、奥は脇坂 薫一選手のカルソニックGT-R。実は田中選手、現役当時に星野 一義氏とともにこちらに乗っていたのだ!
幻のマシンNP35にプッシュされるニスモGT-Rテストカー
幻のCカーNP35にプッシュされている手前のGT500 GT-Rは、00年にエリック・コマス/影山 正美選手の手によりLOCTITE・ZEXEL GT-Rとして参戦していた車両を02年テスト仕様へと転用したマシン。
幻のCカー"NP35"
NA独特の高音サウンドを轟かせる'92モデルのグループCカー"NP35"。しかし世界選手権の中止に伴い、日産がCカーへの参戦の中止を決定したことで、全日本選手権1戦に参戦したのみで消えていった幻のモデルである。
'92 YHP ニッサン R92CP グループC仕様
3年連続で全日本選手権のシリーズチャンピオンを獲得し、最盛期を迎えていた頃のCカー、'92 YHP ニッサン R92CP グループC仕様。ドライブするのは、昨年まではNSXでGTに参戦していたブノア・トレルイエ選手。
ルマンで総合3位を獲得した栄光のマシン、'98 ニッサン R390 GT1(LM-GT1仕様)
ルマン24時間レースで総合3位を獲得した栄光のマシン'98 ニッサン R390 GT1。強力なヘッドライト&ポジションライトが耐久レース仕様の証しだ。ドライブするのはブラジル人ドライバー、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手。
第一レースではヒストリックカー部門の各モデルが出走
Zの柳田が駆るGTSレース仕様 S30 フェアレディZ
こちらはヒストリックカー部門。Z使いとして有名な柳田 春人氏が駆るのは、現役時代と同じS30 フェアレディZ。'73のTS仕様で、L28型クロスフロー仕様エンジンを搭載する。息子の柳田 真孝選手が、今GT500でZに乗っているのは、何か不思議な縁を感じる。
栄光の49勝を彷彿とさせるKPGC10 GT-Rの走り
一瞬タイムスリップしたのかと思わせるワンシーン。KPGC10 GT-Rレース仕様が21世紀の富士を走るのはやはり感慨深い。手前はアールファクトリーの須藤 眞裕選手、奥はスカイライン2000GT-Rオーナーズクラブ中部の広畑 宣彦選手。
こちらはさらにシブいPGC10 GT-R
こちらは初期の4ドアセダンタイプ、PGC10 GT-R。この時代の車は、フェンダーを少し張り出させ前後バンパーを取り払うだけで、こんなにもレーシーな姿に生まれ変わる。PMC・Sのステッカーやボディカラーもシブい。福島 正秀選手(NP35)が走らせる。
エキサイトし過ぎてスピンする!?カルソニックスカイライン
'92 JSPC NISSAN NP35

( PHOTO&レポート:CORISM編集部 徳田 透 )

【特集】『NISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル) "SCOOP 2007"』TOPページはコチラから!

【12/11画像追加:特集】『NISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル) "SCOOP 2007"』07年は "GT-R"&"Z" 大特集だっ!!

【特集】 (2007.12.04)

恒例となった『NISMO FESTIVAL(ニスモ フェスティバル) 』。日産モータースポーツファン感謝イベントが今年も富士スピードウェイで行われた。07年のテーマは"SCOOP 2007"。おなじみ?覆面姿の新型GT-Rが、そして08年モデルのGT500仕様 GT-Rまでファンの目の前に登場だ! >> 記事全文を読む