トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)

昭和34年、日本の空は広かった。

 昭和33年、東京の下町、夕日町三丁目に暮らす人々が主役の「ALWAYS 三丁目の夕日」は、高度経済成長の中で発展していく東京を背景に一生懸命生きていく人々の姿を面白おかしく描いた漫画を映画化した作品。当時を知る人には懐かしく、新しい世代には新鮮に映る昭和の街並みは、最新のCG技術で再現されたものの、登場する自動車などは実際にホンモノが使用されるなど話題になった。今回の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」はそのシリーズ第2作目となる。物語の舞台となるのは夕日町三丁目にある小さな自動車修理工場「鈴木オート」。鈴木則文社長(堤真一)と鈴木トモエ(薬師丸ひろ子)、ひとり息子の鈴木一平(小清水一輝)の3人が暮らす住居兼工場に青森から集団就職でやってきた星野六子(堀北真希)が住み込み従業員として加わった前作の続編。

CGでは再現できないホンモノの雰囲気

ダイハツ ミゼット(MP5型)実車イメージ

この作品の中には、<トヨペット クラウン>や<ダットサン>など、数々の懐かしい車が登場する。そんな中でも主演クラスの俳優陣に負けない存在感を醸し出しているのが鈴木オートの<ダイハツ ミゼット(MP3型)>だろう。
 仕事で使い込まれたトラックは、高度経済成長に無くてはならない存在だった。錆びた塗装に手荒く使い込まれた傷凹みの数々、働く車が最もカッコイイ姿かもしれない。ドアに入った「鈴木オート」の看板(屋号表記)もいいアクセントを効かしてる。
 そんな「ALWAYS続・三丁目の夕日」に登場する <ミゼット>がタカラトミーからトミカになって発売された。

トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)

トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)

トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)
トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)
トミカリミテッド 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ダイハツ ミゼット(MP3型)付属カード

 今回、発売になったのは、リアルな仕上がりが人気のトミカリミテッドシリーズの新作として登場した。トミカというと子供向けミニカーの代名詞的存在だが、このトミカリミテッドシリーズは大人をターゲットとした車種や仕上がりの商品をラインナップしている。実際のミニカーを見れば、メーカーがこだわって製作した仕上がりになっていることがわかる。作中の雰囲気をそのままに車体の錆びや<MP3型>の特長的な分割リヤウインド、幌の屋根などタンポ印刷で再現されている。ブリスターパックに入って、特製カードが一枚付いてくる内容になっている。
劇場で映画を見た帰り道にでも記念に一台いかがだろう!?
定価945円(税込)で好評発売中だ。人気アイテムなので売り切れる可能性大。
気になったらオモチャ屋へ急げ!

written by ダーワ教授