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221616 編集部

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スポーツデザインパッケージ採用

 ポルシェAGは、12月初旬に開催されるボローニャモーターショーにおいて、ボクスターSの限定モデル「ボクスターRSスパイダー」を発表し、市場導入することを決定した。
 「ボクスターRS 60スパイダー」は、1960年代にポルシェが築き上げたモータースポーツの輝かしい歴史を彷彿とさせるボディカラー、デザイン、機能性、そしてフィロソフィを出自とした特別なモデル。数々の成功を収めたそのミッドシップツーシーターレーシングカーの血統と純粋さを受け継いでいる。
 「ボクスターRS 60スパイダー」のフロントセクションは、ポルシェのスポーツデザインパッケージにより「ボクスターS」と明確な違いを見せている。改良されたエグゾーストシステムとデュアルテールパイプにより、最高出力を303 PSにまで高め、ポルシェスポーツデザインの19インチホイールは一層安定したフォルムを生み出している。

 標準装備のポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)は、常時スポーティで快適なドライビングプレジャーを約束し、日本仕様では、特別にバイキセノンヘッドライトシステムとシートヒーター、フルオートエアコンディショナーが標準で装備されている。
 GTシルバーメタリックのボディは、カレラレッドのナチュラルレザーインテリアとレッドのソフトトップとの鮮やかなコントラストでより一層引き立ち、さらに、ダークグレー・ナチュラルレザーインテリアとブラックソフトトップのコンビネーションを選択することも可能。

“スペシャルモデル”を強調する洗練された装備

 また、デザイン同様、このスペシャルモデルの装備もまた特別で洗練されたものとなっている。ステンレススチール製のドアエントリーガードには誇らしげに“RS 60 Spyder”のモデル名が刻まれ、スポーティなデザインのギアシフトレバーとともにスポーツシートのセンター部、ドアトリムのセンター部、ステアリングホイールのリムおよびハンドブレーキレバーに施された独自の加工がインテリア全体にスペシャルモデルとしての雰囲気を盛り上げている。
 さらに、GTシルバーメタリックを基調としたメーターパネルのデザインも外観と同じくスポーティでダイナミックな印象を与える。このモデルではメーターフードが廃されており、中央に配された大型のタコメーターの両脇に円形のメーターを配するデザインは独特のピュアなテイストを醸し出し、60年代のレーシングカーのコックピットを彷彿とさせる。
 外装は、ブラック塗装のフロントガラスフレーム、レッドカラーのテールライトユニットなどでより洗練され、内装はセンターコンソール、シートのバックレストのリアセクション、ロールバーがGTシルバーメタリックに塗装され、シルバーカラーのシートベルトと完全なる一体感を演出するなど、このモデルの特別さがより強調されている。

 「ボクスターRS 60スパイダー」は、世界中で1,960台限定のスペシャルエディションで、グローブボックス上にはシルバーカラーのシリアルナンバー入りプレートがあしらわれている。ポルシェジャパンでは、この「ボクスターRSスパイダー」を37台導入する。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、「ボクスター RS60スパイダー」5速ティプトロニックSが914万円、「ボクスター RS60スパイダー」6速マニュアルが872万円。