原材料価格高騰などの影響を受け、値上げ実施

 ブリヂストンは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを決定したと発表した。

 タイヤの主要原材料である天然ゴム相場は高値の範囲で推移しており、また、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も、原油価格が歴史的高値へと高騰していることに伴い高値水準が続いている。

 ブリヂストンでは生産性の向上やコスト削減などの施策を実施してきたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断。2008年3月1日(冬用タイヤは2008年4月1日)より国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を5.5%〜10.0%値上げすることとなった。