【東京モーターショー2007】気になるモデルの将来性を大公開!!

もう一度じっくりチェック!! 前半を見る!!

大人７人が快適に乗車できるスペースと爽快な走りを両立させたスバルらしいクルマがこのエクシーガコンセプト。
ライバルとなるであろうホンダ・オデッセイと比較した場合、２リッター水平対向ターボエンジンのパワーと低重心による走りの良さが売りとなるが、果たして同乗車が耐えられるかが心配だ。しかし、スバルらしいオリジナリティに溢れたコンセプトといえ、市販して欲しい１台だ。

６月に登場したインプレッサにＷＲＸＳＴＩモデルが遂に登場する。ＳＴＩはスバルのモータースポーツ部門で、ＳＴＩが開発したモデルはちょっと特別なのだ。
ライバルであるランエボ�もモーターショーを前に発表されており、大幅に進化したこの２台に注目が集まる。しかし、スバルの水平対向エンジンのファンは多く、限定発売では無くなったランエボ�よりＳＴＩの方がリセールバリューは高くなるかもしれない。

2003・2005年の東京モーターショーでコンセプトモデルが発表されたＧＴ−Ｒだが、遂に市販モデルが発表される。
ＧＴ−Ｒといえば、日産の最高峰スポーツモデルとして数々の最新技術が惜しみなく投入されるから、走り好きにはたまらないクルマだろう。その反面で価格も700万円台後半からになる予測となり、益々サラリーマンには手が届きにくいクルマとなってしまった。リセールバリューも高いので中古車でもなかなか手に入れにくいクルマだ。

90年代にＳＵＶブームを作り上げた三菱・パジェロ。その三菱が出展するコンセプトモデル「ｃＸ」は街中での操縦性を考慮した4.1ｍのコンパクトな全長で実用性に特化したモデル。
ツインクラッチＳＳＴと1.8リッターのクリーンディーゼルを採用するなど、最新の技術ももちろんふんだんに採り入れられるなど注目モデルだ。そして、ＳＵＶブームを作った三菱が、再度ＳＵＶブームを作り出せるかが今後発売されるモデルにかかっているので、そういった意味でも注目したい。

今回の特集の中で最も低いリセールバリューとなってしまったが、理由は欧州が主戦場である事。
アテンザのデザインは現行モデルも欧州を狙った作りとなっている。これはアテンザだけでなく、マツダの一貫したフロントグリルのデザイン処理などからも分かるが、日本ではブレイクしきれていない。その結果、リセールバリューも低目となってしまっているが、致し方ないところだろう。新型は2.5リッターへと拡大され走りの良さが際立つことで国内市場の人気も巻き返しを図りたいところだ。

ＣＲ−Ｘといえば、シビック兄弟車種で90年代前半に人気を博したモデルだ。どこと無くそのＣＲ−Ｘの雰囲気を持つＣＲ−Ｚも走りの面で期待できるエクステリアデザインが目を引く。
もちろん環境には最大限の注意を払って開発されているから、これからのスポーツモデルの手本となるモデルなのかもしれない。現時点で詳細が公表されていないのが残念だが、シビック・タイプＲ的な存在になれば、もっと高いリセールバリューが期待できる。