【東京モーターショー2007】気になるモデルの将来性を大公開!!

東京モーターショー2007がいよいよ開催!! モーターショーと言えば、夢のコンセプトカーも見ものではあるけれど、今回の注目はズバリ「市販化が予想されるモデル」。出展される「市販化が予想されるモデル」には、かなりの大物が潜んでいる!! しかも人気車種が多く出展されるとあって、ますます見逃せない！
そこで、特にイチオシのモデルをピックアップして３年後の価値（リセールバリュー）をイチ早く大公開！リセールバリューをチェックして、賢くクルマを乗り換えよう。

あのモデルの将来性が明らかに!? 後半を見る!!

何度も噂になっているが、ハリアーをレクサスへブランド移行する計画は着々と進んでいる証拠となるのが、このＬＦ−Ｘｈだ。
ハリアーの販売は海外ではレクサス・ブランドから発売されており、人気も高い。市販時にどの程度姿を変えるか分からないが、写真を見る限り完成度は高いため、市販化が期待される。リセールバリューもレクサスブランドの強みに加え、ＳＵＶ人気も手伝ってケタ違いに高い。

エコカーブームの時代に即したモデルといえるのがこのｉＱＣＯＮＣＥＰＴだ。全長は３ｍを切り、４人乗りではあるけれど大人３人+子供１人が定員の割り切ったコンセプト車。
軽自動車より短い全長は可愛らしいデザインにもつなり、女性ユーザーにウケそうなクルマだ。CO2の排出を最小限に抑えるための割り切りだが、普段の乗車人数を考えると十分な人も多いはず。ぜひ販売して欲しい１台だ。

現行モデルのクラウンは2003年の東京モーターショーでコンセプトカーがデビューし、その２ヵ月後にほぼそのままの形で登場した。今回登場するのも１月にデビューが予想される新型クラウンのコンセプトモデルだろう。
細部の仕上がりに、コンセプトカーの荒さは無く、登場可能性は高い。クラウンのハイブリッドは車体設計が古いモデルだったので、新型クラウンに最新のハイブリッドが加われば、注目度も増すだろう。もう、レクサスはいらないかもしれない。

ＦＴ−ＭＶは、エクステリア・インテリア共にまだまだ手が加わりそうな雰囲気でコンセプトカーの域を出なそうだが、どう見てもアルファードである。現行型アルファードは2002年に登場したから、そろそろフルモデルチェンジしてもいい。
だとすれば来年４月にフルモデルチェンジが予想される次期アルファードで、高級感・迫力共にグレードアップし人気も高まりそうだ。

スズキ・パレットは2003年に登場したダイハツ・タントの最大のライバルとなり得るモデルとして注目だ。
タントといえば、広々空間が人気のモデルだが、スズキも低床フロアを採用した大人４人がゆったり座れる軽自動車を開発中。スタイリングも市販間近といえるもので、人気の軽自動車市場でも注目だが、リセールバリューはやや低い結果。実用面を前面に押し出した点がマイナスといえるかもしれない。

コンセプトモデルであるＯＦＣ−１の車名はOpen Future Concept-1の頭文字を取ったもので、軽自動車の未来を模索したものだ。
とはいえ、既にダイハツではコペンをヒットさせるなど、ライバルとなるロードスポーツモデル不在の中孤軍奮闘している。今回のショーモデルではグラスルーフのオープンモデルとして展示され、コペンよりも開放感の高い提案をしている。リセールバリューは満点ともいえる高さだ。