グランツーリスモ5 プロローグ GT-R

モーターショーの楽しみといえばクルマだけでないことは、賢い読者の皆さんならご存知でしょう。そう、2階エントランス付近にズラリと並んだ運転席といえばプレステでお馴染みのグランツーリスモのコーナー。
今回の目玉はなんといっても12月に発売予定の「グランツーリスモ5プロローグ」であり、モーターショー会場では早くもこのゲームを体験できるわけだ。
で、実際に体験してみてビックリ…。

まあ、ゲーム自体がすごいのは言うまでもないけど、そのコンセプトにまた驚いたわけです。こりゃ、ゲームの「WEB2.0」…というか、ゲームだから「GAME2.0」って言えばいいの? ネットワークとリアルをリンクさせ、ゲームをメーカーとユーザーとともに作っていくのである。例えばメーカーが新車を発表するたびにネットワークを通じて、その車輌のデータをダウンロードできちゃったりする。つまり新型ほやほやのクルマがゲームに登場することも可能といえる。実際、今回のモーターショーでもリアルタイムで日産GT-Rの除幕式が行われた。もちろんネットでユーザー同士が対戦するなんてことは朝飯前である。

グランツーリスモ5 プロローグ ブース
グランツーリスモのブース
グランツーリスモ5 プロローグ GT-R
実写さながらのコース
グランツーリスモ5 プロローグ GT-R除幕式
除幕式前の日産GT-R。

それだけではない。企業にとっては広告媒体として、看板やショップまで出店できてしまうのである。セカンドライフなんて一見盛り上がってる風だけど、おいらにゃ、こっちの方がよっぽど魅力的。
そしてなによりもその描写能力と操縦感覚。リアルと見紛うばかりコースのグラフィック、そしてG以外はすべて体感できるようなドライビングフィールが味わえる。コックピットには新たに内装視点を追加し、より臨場感をグレードアップしている点も見逃せないだろう。
発売は12月13日。いまならモーターショーの開催に合わせて、期間中プレイステーションストアにて11月11日(日)まで期間限定の無料ダウンロードを実施している。

グランツーリスモ5 プロローグ スバル インプレッサ
グランツーリスモ5 プロローグ スバル インプレッサフロント
グランツーリスモ5 プロローグ スバル インプレッサリア
グランツーリスモ5 プロローグ スバル インプレッサ側面
グランツーリスモ5 プロローグ 日産GT-R
グランツーリスモ5 プロローグ 日産GT-R 序幕式直後