ルノー メガーヌ2.0

ルノー メガーヌ2.0

市販予定車をさきどり!

 ルノーは11月発売予定の「ルーテシアイニシアル・パリ」、来年後半に発売予定の新型「トゥインゴ」、多目的車の新しい方向性を提案する「カングー・コンパクト・コンセプト」、ルノーのスポーツスピリッツとテクノロジーを示す「F1」、「ルーテシアルノー・スポール」を展示する。また、「メガーヌ」、「カングー」、ならびに技術展示として微粒子除去フィルター付2.0 dCi コモンレールディーゼルエンジンと新型6速オートマチックトランスミッションもブースに並ぶ。

パリが育てたコンパクトラグジュアリー「ルーテシアイニシアル・パリ」

ルノー「ルーテシアイニシアル・パリ」

 ルーテシアイニシアル・パリは、ルーテシアのラインアップのトップに位置づけられる、ルノーならではの「コンパクトラクジュアリー」モデル。「パリが育てたコンパクト・ラグジュアリー」をテーマに、明るいベージュの本革シート、本物のチェリーウッドとウォルナットで作られたダッシュボードフィニッシャーなどの上品なインテリア、専用塗装色、16インチアロイホイール、横滑り防止装置(ESP)などを装着し、従来のコンパクトカーを超えた快適性、安全性を実現。11月末から全国のルノー販売店にて発売開始を予定している。

いきいきとしたサブコンパクト「新型トゥインゴ」

ルノー 新型「トゥインゴ」

 先代トゥインゴは1993年の発売から全世界で240万台を販売し、欧州のサブコンパクトセグメントをリードするモデルだった。また、日本では1995年から2003年までにおよそ5000台を販売した。ルノーはこの経験を基に、新型トゥインゴにはじめて右ハンドル車を用意し、サイドエアバッグなど安全装備やオートエアコンなどの快適装備を充実させ、来年後半の導入を計画している。
確かなハンドリングはクラスを超えた安心感をもたらし、4座席個別スライドシステムや様々な収納スペースを設けることで、実用性も高い水準にあり、ルノーのコンパクトカーに関するノウハウを余すことなく注ぎ込まれている。

カングー・コンパクト・コンセプト

ルノー「カングー・コンパクト・コンセプト」

 カングー・コンパクト・コンセプトは、親しみやすさ、圧倒的なユーティリティはそのままに、総ガラストップ、脱着可能なリアルーフなど、まるでオープンカーのような開放感を味わえるマルチ・パーパス・ビークルとして仕立てられた。乗って楽しいスポーツタイプの車を求める行動派に向け、今までのカングーのラインアップを広げ、より多くの人が楽しめるモデルを目指している。

技術展示

 今回、ルノーの先進技術を示すものとして、コモンレールディーゼルエンジンとF1マシンを展示する。
 ルノーは従来よりディーゼルエンジンの開発を重視しているが、今回展示している2.0dCiコモンレールディーゼルエンジンは、これまで培ったルノーのノウハウと最新のテクノロジーをベースに日産と共同で開発された、クリーンでパワフルな新世代エンジン。コモンレールにより燃料制御を精密に行い、すすとCO2、NOxなどの排出を抑えるとともに、DPF(微粒子フィルタ)を装着することによって、排気中に含まれるわずかなすすもフィルターで除去し、クリーンな排気を実現する。
 また、ディーゼル本来の特徴である効率の良さは、CO2の排出削減にも大きく寄与している。このコモンレールディーゼルエンジンは、最新の6速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、欧州のセニックに搭載されている。

モータースポーツ

ルノー F1

 今年ルノーはF1参戦30年を迎えた。2005年、2006年のコンストラクターズ・チャンピオンなどのF1の実績で得られたノウハウを応用し、ルーテシアの実用性はそのままに、スペックだけでは語れないモータースポーツのノウハウが満載された本格的スポーティモデルの新型ルーテシアルノー・スポールも展示される。
 排気量1リッターあたりおよそ百馬力を自然吸気エンジンで達成し、F1で得られた空力に関するノウハウを、リア・ディフューザーなどに惜しみなくつぎ込んだルーテシアルノー・スポールは、モータースポーツの技術が、市販車にどのように活かせるかをあらわしている。

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