プジョー 308 

環境保護に焦点をあてたモデルも

 プジョーは、9月13日から23日まで、ドイツ・フランクフルト見本市会場にて行われる「フランクフルトモーターショー」にて、ドイツ国内で市販されている27車種のモデルに加え、1台のハイブリッド車と5台のコンセプトカーを展示する。

ワールドプレミア!「308」

 同社にとって今年度7度目の新型投入となり、「307」ハッチバックの長所をすべて受け継ぐことを目標として開発された。ゆったりとした車内空間、インテリアデザイン、そしてダイナミズムは、この新型ハッチバックの魅力をさらに高め、環境効率の面でも温室効果ガス削減に対するプジョーの取り組みを実証している。

「308」をベースとしたコンセプトカー「308RCZ」「308SWプロローグ」

 既に企画され開発中であるが未だ制作されていない「308シリーズ」のボディ形状がコンセプトカーという形で実現した。
 「308RCZ」は、PSAプジョー・シトロエンとBMWグループとの共同設計/開発により誕生した1.6リッターTHPターボガソリンエンジンを搭載する。「308RCZ」専用に改良されたエンジン・マネジメント・ソフトウェアを使用し、新開発の1.6リッターTHPエンジンは、最大出力160kW(=218bhp)を発生させる。
 またその一方で、非常に低い回転域から最大280Nm(ターボ付きの場合は300Nm)のトルクが得られることによる驚異的な動力性能を特徴としている。 さらに、全く新しい6速マニュアル・トランスミッションを搭載し、その特性を活かしてパフォーマンスと燃費を両立させたクルマとなっている。
 「308SWプロローグ」は、室内のより優れた快適性や便利さ、積載能力の向上など数々の長所を取り入れた。 リアは、ボディ両サイドにタイトにフィットしている広角シングルピーステールゲートガラスによってデザインされ、洗練且つ、非常に大胆なデザインとなっている。さらに、ルビー・レッドのリアライトとのコンビネーションにより、クルマを非常に個性的なものにすると同時に、耐久性や大きさ、そして独自のモダンなフィーリングを醸し出している。

「207SWアウトドア」「207SW RC」

 「207SW」は、日本に先駆け7月に、フランスおよび主要欧州市場で発売されている。
 「207SWアウトドア」は、昨今高まる“機能的かつ実用的で個性的なクルマ”への期待に応え、強烈でスタイリッシュな個性を感じさせるダイナミックな「全天候型」モデルとなっている。パワーユニットには、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンが用意され、経済的で環境にやさしいパフォーマンスと温室効果ガス削減機能、そして「207SWアウトドア」のコンセプトである「自然とレジャー」にマッチした性質を特徴としている。

デザイン・コンテスト優勝車!コンセプトカー「Flux」

 「P.L.E.A.S.E.innovate!」をテーマに4029件ものプロジェクトが寄せられた「第4回プジョー・デザイン・コンテスト」で優勝を果たした、Mihai Panaitescu氏のデザインによるコンセプトカー「Flux」が登場する。
 同車のデザインコンセプトは、運転する喜び(Pleasure)を達成しつつ、軽量(Light)かつ高効率(Efficiency)で、身近に感じられ(Accesible)、シンプル(Simplicity)そして環境に配慮した(Ecology)クルマ=「P.L.E.A.S.E.」というもので、同コンテストのテーマにも一致した。
 同車は、今年のジュネーブモーターショーでその洗練されたデザインを初めて披露したが、今回はフルスケール・モデルで製作され登場する。

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