スターキャンプ 2007に登場したランエボX!これがほとんど市販車だ!

大幅に基本性能をアップしたランエボXは10月初旬に登場!

今度のランエボはマニアックなテイストを感じさせない控えめなデザインも魅力

 8月23日に次期ランエボのベースモデルとなるギャラン フォルティスが登場しました!私もフォルティスの発表会に行って実車を見ましたが、最近のミドルサイズセダンの中ではスタイリングもカッコよく、2リッターのわりに価格もお手頃なので、なかなかの好印象でした。

 そして次に控えているのが、ランエボXです。ランエボXの登場は意外に早く、10月初旬ぐらいになるそうです。ランエボXはフォルティスを50mmもワイドボディ化し、さらにスポーティさを増すエアロパーツが装着されている模様です。

 エンジンも28年近く使われていた4G63型に見切りを付け、フォルティスに積まれている2リッターにターボを装着した新開発の2リッターターボを搭載。最高出力は従来と同じように280馬力のままのようですが、さらなるトルクアップを果たして、より扱いやすくなっているようです。

ランエボのベースとなるフォルティスも魅力的なセダンだ

 そして注目はSSTと呼ばれているミッション。基本的にはゴルフGTIなどのDSGと中身の機構はほとんど同じですが、このツインクラッチタイプのミッションが国産車に使われるのは初めて。私も初めてDSG付きのクルマに乗ったときは、目からウロコ落ちるぐらい感動したので、それが国産車に採用されるのは嬉しい限りです。

 私もゴルフGTIでMTとDSGを乗り比べた経験がありますが、絶対DSGのほうが早く走れることを実感した覚えがあります。これはプロのレーサーやテストドライバーが乗り比べても同じで、DSGのほうが確実に素早く加速することができるということでした。もちろんMTもあるようですが、6速ではなく5速だけのようなので、ランエボXの主役は2ペダルのSST搭載車になるようです。

歴代ランエボは値下がり必至!売るなら9月中だ

先々代ランサーベースのランエボ4〜6は大幅に値下がりする可能性が高い!

 これだけ優秀なパワートレーンが積まれるランエボXを、ランエボファンが放っておくわけがありません。きっと歴代モデルから乗り換える人も多いでしょう。そうなれば歴代モデルが数多く買取や下取りに出され、歴代ランエボの中古車相場が一気に下がることも予想されます。

 ランエボはひとつのボディのランサーで3世代のエボを作っています。ランエボは中古車の人気も高いので、ボディが新しくなった時でも、先代ボディのエボはすぐには安くなりにくいのですが、先々代ボディのエボは一気に安くなる傾向があります。

 つまりランエボXが出ればランエボ4から6ぐらいまでは、一気に安くなりそうです。今までオーバーフェンダーを装着したエボ5以降は高値を維持していましたが、ランエボXが出れば、かなり値落ちするかもしれません。

先代ボディとなるランエボ7はグリルのデザインがイマイチで中古車はすでに安くなっている…

 もちろんランエボXの評判次第では、先代モデルのエボ7〜9までのタマ数も増えて相場が下がる可能性もあるので、歴代ランエボからランエボXに乗り換える人は早めに手を打ったほうがいいかもしれません。

 三菱同士の買い替えなので下取りに出すのも有効ですが、自分でパーツを変えたり、走行距離が伸びている場合は、大きなマイナス査定となってしまうときもあるので、一度はガリバーで買取査定を受けることをオススメします。買い取りの場合は、チューニングしていてもマイナス査定にならない場合もあり、時にはプラスに転じることもあるのです。

 ランエボXはボディが大きくなり車両重量も100kg近く増えそうなので、最初は6MTが搭載されていたランエボ9までを指示する声もあると思います。でも、私の予感ではランエボXは相当良さそうなので、歴代ランエボから買い替えを考えている人は、9月中の売却を検討したほうがいいでしょう。乗り換えるにしても、クルマがないと困る!という人でもガリバーなら代車も無料で貸してくれますよ。