総合評価
トヨタ アイシス
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220912/20220912064646.jpg)
松下宏
手頃なミニバンとしておすすめできるモデル。とくにパノラマオープンドアは大きな開口部によって画期的な乗降性のよさをもつ。老人や子供のいる家庭にとっては、ほかのクルマにはない圧倒的な魅力となる。抑えた全高による走りのバランスのよさもアイシスの魅力となる部分。ラフェスタも走りはまずまずだが総合評価はアイシスの圧勝だ。
片岡英明
パノラマオープンドアによる開放的で乗降性に優れたデザインが特徴のひとつだ。パッケージングは絶妙で、お年寄りや子供も気持ちよくドライブを楽しめる。走りの実力は平凡だ。フットワークとハンドリングに面白みはない。プラタナは硬質な乗り心地と操舵の重さを意識させられる場面も
国沢光宏
新型ノア/ヴォクシーがデビューしたこともあり、やや中途半端な存在になりそうなアイシスながら、ライバル車と比べてれば依然として強い競争力をもつ。これで値引きで頑張ってくれるとなれば、ラフェスタも太刀打ちできないでしょう。買うなら他社のライバルよりノア/ヴォクシーと徹底的に比較してほしい。
日産 ラフェスタ
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220912/20220912064749.jpg)
松下宏
デザイン的にカッコよいとはいえないのが最大の難点。今のハイウェースターのフロント回りなどは初期モデルに比べたらずっとよくなってはいるが、それでもすっきりしたデザインのアイシスのほうが好感がもてる。両側スライドドアによる乗降性も今では並みのレベル。アイシスのパノラマオープンドアには遠く及ばない。
片岡英明
女性ユーザーを意識し、ライバルにはないガラスルーフやフラットフロアなどで違いを表現している。ファミリー派のミニバンとしては取り回し性に優れ、扱いやすい。パッケージングも悪くないが、主役が座るセカンドシートは居心地が今一歩。細かいところの煮詰めの甘さが魅力をスポイルしている。
国沢光宏
デビューしたときから競争力は高くない。なにしろウィッシュやストリームより圧倒的に3列目シートの居住性が低いのだから。それでも「スライドドア車」という優位点を持っているはけれど、アイシス相手だと厳しい。ラフェスタがデビューした頃の日産車、いろんな意味で迷いを感じます。ぜひアイシスにも試乗してほしい。
TOTAL | 121点 | 107点 |
ラフェスタのカタログ情報
- 平成23年6月(2011年6月)〜平成30年3月(2018年3月)
- 新車時価格
- 199.2万円〜270.0万円
ラフェスタの在庫が現在3件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。