続々と導入されるダッジブランド
ダイムラー・クライスラーではクライスラー部門の売却話の前から、ダッジブランドを世界的に展開する動きを進めており、その中で日本にもダッジブランドを導入することになった。ダッジはアメリカではクライスラーの持つ3ブランドの中で最も良く売れているだけに、日本への導入にも大いに力が入れられている。クライスラー部門が投資会社に売却されるようになった今も、日本への導入の基本方針に変更はないとされており、すでに発売されたキャリバー、ナイトロのほか、アベンジャーとチャージャーも導入される予定である。
ワイルドな雰囲気漂うアメリカンSUV
ナイトロはアメリカではミッドサイズのSUVとされているモデル。全長は4580mmだから日本でもそう大きなほうではないが、全幅は1860mmもあるので超ワイドボディのクルマとなる。
外観デザインはいかにもSUVらしい無骨な感じのもので、それがダッジブランドならではの大胆さが表現されている。高さのあるフロントグリルには大きな十字型が描かれ、ダッジブランドを象徴してる。フロント回りのデザインはダッジブランドのトラックにも共通するものがあるという。