新「鈴鹿サーキット交通教育センター」(STEC)全景

先進技術を取り入れた4つの研修プログラムを新たに追加

 鈴鹿サーキット交通教育センターは、1964年に開設。実際に車両に乗車し、危険を安全に体験する参加体験型実践教育を基本に、運転技術を習得する交通安全教育機関として40年以上に渡り一般ライダー・ドライバーをはじめ企業や官公庁の安全運転指導者に対し教育プログラムを展開し、これまで約97万2千名が受講しているとのこと。

 今回STECは、先進技術を取り入れた4つの研修プログラム(運転習慣チェックプログラム、多発事故対応プログラム、夜間事故対応プログラム、安全デバイス体験プログラム)を新たに追加。これらのプログラムは、受講者の運転状況を詳細にデータ化することや、映像を記録するシステムの採用などにより、自らの運転を振り返り、受講者自身の「気づき」を促がし意識と行動の改善を図ることが目的とされている。この新たなプログラムと従来からの多様なプログラムに対応するために、研修コース内を大幅に改修し、実走行に活用できる有効面積の拡大を図るとともに、設備が充実された。また、交通教育センター本館が新たに建設され、使い勝手の良い快適な教育空間を実現しているとのこと。

降雨装置を利用した研修
降雨装置を利用した研修
四輪車ドライバー研修
四輪車ドライバー研修
大型スクリーンを利用した研修
大型スクリーンを利用した研修