丸をモチーフに下インテリアは使い勝手が向上!
インテリア回りの雰囲気も基本は従来のモデルを踏襲しているが、大きく変わった印象があるのはセンターに配置された大きなスピードメーター。これまでよりふた回りくらい大きくなって大迫力のメーターになった。また従来のモデルではインパネ回りにたくさんのスイッチが配置されていて、操作系が分かりにくい部分もあったが、それがある程度整理されて操作性が高められている。
メーターパネルなど各種のパーツは丸をモチーフにしたデザイン処理が施されている。これは従来から変わらないもので、親しみやすさなどを表現したものだ。
広々した印象を与えるインテリアデザイン
ホイールベースは変わっていないので室内空間の広さは変わらない。前席はまずまずだが後席についてはおせじにも広いとはいえないスペースだ。運転席に座ったときに意外な広さ感を感じるのはインパネの左右の部分が遠方に逃げる造形を採用するため。たいていのクルマは包まれ感を出すために内側にくるデザインを採用するのだが、その逆の手法を取ることで広さ感を演出している。
ミニではユーザーが好みに応じてカスタマイズする仕組みが採用されているが、それが特に際立つのインテリア。9種類のシート、5種類のインテリアサーフェス、5色のカラーラインなどによって、好みの仕様に仕上げられる。ちなみにミニではボディカラーやその他のオプションも含めると、理論的には最大10万通りくらいの仕様が考えられるという。