ダイハツ「セニア」/フロント

日常からレジャーまで幅広く使える新しい小型多目的乗用車

 ダイハツは、中国の第一汽車集団傘下の一汽吉林汽車(吉林汽車)と共同で、新型多目的乗用車「セニア」の販売を開始したと発表した。6月21日、中国・吉林市内で「セニア」(中文名:森雅、英文名:XENIA)のラインオフ式が行われた。

 「セニア」は、インドネシアを中心に好評を博しているダイハツのグローバル戦略車を、中国市場向けに改良したモデル。最新の3SZ型1.5LDVVTエンジンを搭載し、7人乗り3列シートながら優れた加速性能と走行安定性を有している。また、1.5Lおよび1.3Lモデルの5人乗り2列シートバージョンも設定されている。

ダイハツ「セニア」/フロント
ダイハツ「セニア」/サイド
ダイハツ「セニア」/リヤ
 

 生産は、吉林汽車において行われ、販売についても中国全土の吉林汽車の販売網をベースに独自のダイハツ販売網を新たに構築したとのこと。中国市場での多様化するユーザーニーズとコンパクトカーの期待にこたえ、日常からレジャーまで幅広い用途で使える新しい小型多目的乗用車は、DAIHATSU(大発)ブランドでの初の本格的な販売となるという。

 価格は、69,800元〜98,800元(約105万円〜約148万円)。年間販売台数は、30,000台を目標としている。