走破性および安全性がさらに向上!

 ランドローバージャパンは、「レンジローバー」の装備充実を図り、2007年7月1日(日)より発売すると発表した。

 今回の変更では、ランドローバーが独自に開発したテレイン・レスポンス システムが全車に標準装備された。このシステムは、ドライバーが通常オンロード/滑りやすい路面/泥や轍/砂地/岩超えという5つのうち1つの路面状況をセンターコンソール上のロータリースイッチで選択すると、車高、エンジン、トランスミッション、ディファレンシャルや各種電子デバイス等を統合制御して、自動的に走行モードの最適化を図るもの。
 さらに、SUPERCHARGEDモデルには、電子制御リア・ディファレンシャルが標準装備され、走破性が大幅に向上している。

 また、運転席にニー・エアバッグを装備しているほか、フロント・サイド・エアバッグの装着位置がドアからシート内側に変更され、シート位置がどのように設定されていても最適な保護機能が得られるようになったなど、安全面に関する機能の充実も図られている。

 そのほか、インテリアでは、センターコンソールやインストルメント・パネルのデザイン、ドアのウッドのレイアウトがリニューアルされ質感が向上した。また、センターに空気取り入れ口が追加されたことにより、空気流量が15%増量され、エアコンディショナーの作動音がより静かになったほか、SUPERCHARGEDとVOGUEのフロント・シートには従来のヒーター機能に加えクーラー機能も標準装備され、車内の快適性が向上している。さらに、4ドア・ミッドレンジおよびフロントドア・バススピーカーのサイズが80mmから100mmに拡大された。

 ボディカラーは、新たに“ルサーン・グリーン”が加わり全8色の設定。価格は、HSEが1,050万円、VOGUEが1,200万円、SUPERCHARGEDが1,350万円。