ホンダエンジニアリング製の太陽電池モジュール
製造時から環境に優しい太陽電池
ホンダの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテックは、ホンダエンジニアリングで生産する薄膜太陽電池の販売を、6月より主に関東地域における太陽電池の施工も手がける販売店などで開始すると発表した。
ホンダが独自開発した薄膜太陽電池は、銅−インジウム−ガリウム−セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されている、製造時から環境に優しい太陽電池であるという。
今年秋からは、年産27.5メガワット規模のホンダソルテックの工場で量産を開始し、全国で販売を始めるとのこと。
価格は、60,375円。
ホンダは、2006年に発表した、全世界での製品及び生産活動における「2010年CO2低減目標」への取り組みに加え、コージェネレーションユニットや薄膜太陽電池など、エネルギー創出製品の展開にも力を入れ、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていくとしている。