6月5日、5ドアハッチバックに生まれ変わった新型「インプレッサ」の発表会が東京・お台場で行われた。お披露目では派手な演出もあり、3代目「インプレッサ」にかける意気込みが感じられた。
第三世代のインプレッサの商品コンセプトは「新快適スタイル」。合理的で無駄のない5ドアパッケージが採用された。商品コンセプトを実現するために、「SPORTY(スポーティ)」、「CASUAL(カジュアル)」、「COMPACT(コンパクト)」の3つをすべての開発に共通するキーワードとして設定したという。「SPORTY」では、インプレッサならではの個性を表現する流麗なデザインや、もっと自由にどこまでも行きたくなる、思い通りに操れる気持ちよい走りを表現。「CASUAL」では、どのようなシーンでも走りや乗り心地においてストレスを感じさせないこと、乗る人すべてが使いやすいと感じることを表現。「COMPACT」では、合理的なパッケージングによる、コンパクトなボディサイズからは想像できない室内空間の広さと実用性の高さを表現したとのこと。
スバルのグローバルスタンダードカーとして新しく生まれ変わった新型「インプレッサ」。森社長は挨拶の最後に“これからの新しいスバルにどうぞご期待下さい。スバルは変わります。”と語った。
社長挨拶、商品説明終了後、会場を移していよいよ新型「インプレッサ」がお披露目された。会場中央に設置された特設ステージを多くの報道関係者が囲み、期待感が高まる演出が行われた。— そして遂に新型「インプレッサ」が登場!
もう見た人もいるかもしれないが、3代目「インプレッサ」のCMキャラクターをつとめるのは、クルマのCM初出演となる妻夫木聡さん。残念ながら発表会場には現れなかったものの、新CMが放映された。
CMは、俳優 妻夫木聡が、都市に舞い降りた不思議な少女に導かれ、Newインプレッサのさまざま価値を体感していくというストーリーで展開される。また、CM監督をつとめるのは、映画「眉山−びざん−」などを手がけた犬童一心監督。実は、2001年、2002年、2003年のインプレッサでも監督をしていているとのこと。そして、CMソングは、ロックバンド“ポルノグラフィティ”の新曲「リンク」を採用。こちらは、7月18日にリリースされるので、CMで一足早くチェックしてみては。