シトロエン C4ピカソ インテリア
シトロエン C4ピカソ インテリア

インパネからシフトレバーが廃止され、すっきりとした印象のインテリア。運転席まわりの余裕は十分以上だ。

シトロエン C4ピカソ エアコンスイッチ

エアコンのスイッチは通常の車とは異なり、吹き出し口の真下に設置されている。

シトロエン C4ピカソ メーター

デジタル表示はとても大きく非常に見やすい。センターメーターなので視線の移動量も少ない。

シトロエン C4ピカソ フロントシート

運転席まわりの足元スペースはとても広く、ウォークスルーがしやすい。

シトロエン C4ピカソ セカンドシート

シート表皮はソフトな手触り。サイズもたっぷりしていて長距離ドライブでも快適だ。

シトロエン C4ピカソ サードシート

大人でも不満のないサイズ。フル乗車での移動でもそれほど不満はない。

シトロエン C4ピカソ ラゲッジ

シトロエン C4ピカソ ラゲッジ

7人乗車時でもそこそこの広さを確保している。2列目のシートを倒せば広大なラゲッジスペースが現れる。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

パドルシフト採用ですっきりしたインテリア

インテリア回りのデザインはさらに特徴的なものとなった。フロント回りからシフトレバーが廃止されたからだ。4速ATでも6速EGS(電子制御ギアボックスポイントシステム)でも、シフト操作はステアリングコラムの裏側のパドルを使うものとされ、シフトレバーがなくなったのだ。パーキングや前進/後退などを選択するセレクターレバーはステアリングコラムの上側に設けられている。これはBMWの7シリーズから始まり、メルセデス・ベンツのSクラスなども採用されるようになっている方式だ。
これによって運転席回りがすっきりした感じになったほか、コンソール部分に気をつかう必要があるものの、横方向にも後ろの席にも容易にウォークスルーできる。

広々した開放的な室内空間

センター部分に大きなデジタルメーターを配置したインパネ回りのデザインも斬新な印象で、大きなデジタル数字はとても見やすい。オーディオは1DINサイズのものが装着されているが、カーナビを装着する場合にはこの部分に収納タイプのものが装着されることになる。
ボディサイズが大きめなこともあって、室内空間やラゲッジスペースはとても広々としたものになる。しかも大きなガラス面積によって明るい室内が作られいてるのが特徴だ。
2列目のシートは3席とも同じサイズに作られているほか、3列目のシートにも大人が座れる広さがある。ラゲッジスペースは5人乗り状態で600リッター弱、2列目のシートも倒した状態なら2000リッター弱の大容量があるという。

代表グレード
2.0エクスクルーシブ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4590×1830×1685mm
車両重量[kg]
1610kg
総排気量[cc]
1997cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
143ps(103kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
20.8kg・m(200N・m)/4000rpm
ミッション
6速セミAT
10・15モード燃焼[km/l]
-km/l
定員[人]
7人
税込価格[万円]
345.0万円
発売日
2007/6/21
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム