６月発売予定の小型多目的乗用車「セニア」などを出展
ダイハツは、４月22日〜28日まで上海新国際博覧中心において開催されるAuto Shanghai 2007に、６月発売予定の小型多目的乗用車「セニア（中文名：森雅、英文名：XENIA）」などを出展すると発表した。
ダイハツは、2005年に中国第一汽車集団と技術ライセンス契約を締結し、「セニア」発売に向け準備を進めてきたとのこと。「セニア」は、ダイハツのグローバル戦略車を中国市場向けに改良したモデル。生産は、第一汽車傘下の一汽吉林汽車において行われる。販売についても吉林汽車の販売網をベースに独自のダイハツ販売網を新たに構築し、吉林汽車が担当するとのこと。「セニア」は、中国市場におけるDAIHATSU（大発）ブランドでの初の本格的な販売となる。
「セニア」は、中国市場での多様化するユーザーニーズとコンパクトカーへの期待にこたえ、日常からレジャーまで幅広い用途で使える新しい小型多目的乗用車。最新の３SZ型1.5リッターDVVTエンジンを搭載し、７人乗り３列シートながら優れた加速性能と走行安定性を有しているという。1.3リッターモデルや５人乗り２列シートバージョンもある。価格帯は、７万元〜10万元の予定。
また、今回のモーターショーでは、発売を予定している「セニア」のほか、本格SUV「ビーゴ」、コンパクトカー「クオーレ」、「シリオン」を展示し、ダイハツのコンパクトカーのラインナップをアピールするとしている。
