レクサス LS600h

トヨタとレクサスの2つのブースで過去最大となる計31台を出展

 トヨタは、4月20日〜28日まで上海新国際博覧センター(中国・上海)で開催される「AUTO SHANGHAI 2007」に、トヨタとレクサスの2つのブースで過去最大となる計31台の参考出品車・市販車を出展すると発表した。

 今回は、本年年央より天津で生産開始される新型「カローラ」のほか、広州で生産される予定の小型車「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」、SUVの「ハイランダー(日本名:クルーガー)」、「FJクルーザー」など、急速に多様化する顧客ニーズに対応した様々なタイプのモデルが展示される。

 また、ハイブリッドモデルとしては、「プリウス」のほか、「LS600h」、「GS450h」、「RX400h」をレクサスブースで展示するとのこと。なお、「ヤリス」、「ハイランダー」、「FJクルーザー」、「LS600h」、「GS450h」はいずれも中国発出展となる。

トヨタ プリウス
トヨタ プリウス
レクサス GS450h
レクサス GS450h
レクサス LS600h
レクサス LS600h

 そのほか、「環境・安全」コーナーを設け、トヨタの先進的な環境・安全技術が紹介される。「環境」コーナーでは「GS450h」と「プリウス」のカットボディを展示、「安全」コーナーでは昨年から中国に導入された新しい安全基準C−NCAPで初の5つ星評価を獲得したという「クラウン」の衝突安全ボディが展示される。

 なお、20日に行われたプレスカンファレンスでは、トヨタの稲葉副社長が、「トヨタは、中国の未来を真摯に想い、中国のためにできることを、パートナーとともに徹底的に追求する。そして、1日も早く、名実ともに良き企業市民として受け入れていただけるように、様々な取り組みを続けていきたい」と述べ、今後も中国の社会に貢献していく姿勢を示したとのこと。