長安フォードマツダ南京工場で生産予定
マツダの中国事業統括会社マツダ(中国)企業管理有限公司(MCO)は、4月19日に開催された上海国際モーターショー事前メディア発表会で、フォードおよび中国でのパートナーである長安汽車と共同で建設を進めている長安フォードマツダ汽車有限公司南京工場(中国南京市)で、中国市場向け新型「Mazda2(日本名:マツダデミオ)」を生産すると発表した。
新型「Mazda2」は、2002年に導入された「Mazda6(日本名:マツダアテンザ)」から始まったマツダの新世代商品群が新たなステージへと進化していく最初のモデルで、3月初旬に行われたジュネーブモーターショーで世界初公開されている。長安フォードマツダ南京工場で生産予定の新型「Mazda2」は、中国のユーザーの嗜好に基づき開発されているとのこと。
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長安フォードマツダ南京工場は、年間16万台の生産能力を持ち、マツダの生産方式をベースとした、環境に配慮し、働く人に優しく、高い効率を誇る最新鋭の工場だという。現在、2007年内の稼動を目指して順調に建設が進んでおり、すでにプレス、車体、塗装、組み立ての各領域において、設備の据付とトライアルが始まっているとのこと。南京市ではこのほか、車両工場に隣接した敷地で長安フォードマツダエンジン会社の工場建設が進んでいて、間もなく生産開始される計画だという。
マツダは、中国市場での中期目標である「2010年、生産・販売30万台」の達成を目指すとしている。
( 写真はすべて欧州仕様 )