ブリヂストン・ポテンザタイヤの100回目のポールポジション!

 2007年 F1世界選手権 バーレーンGPにおいて、フェラーリのフィリペ・マッサが、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンに2.3秒の差をつけて優勝した。

 ブリヂストン・ポテンザタイヤの100回目のポールポジションからスタートを切ったマッサは、途中、レース最速ラップタイムを記録しながら、バーレーンGPで優勝を果たした。マッサにとって、74回目のグランプリ出場で果たした3回目の勝利となった。一方、ハミルトンは、F1世界選手権出場3戦目にして初めてフロント・ローからスタートを切り、レースの最後までマッサにプレッシャーをかけ2位でレースを終えた。

 4位は、BMWザウバーのニック・ハイドフェルド、5位はマレーシアGPの勝者フェルナンド・アロンソ、6位はBMWザウバーのロバート・クビサ、つづいて7位がヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、8位がジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)とチャンピオンシップ・ポイントを獲得した。

 3回のレースを終えて、現在、ドライバーズ・チャンピオンシップは、アロンソ、ライコネン、ハミルトンの三者が22ポイントでタイとなった。コンストラクターズ・チャンピオンシップは、1位が44ポイントでマクラーレン・メルセデス、2位は39ポイントのフェラーリ、3位は18ポイントのBMWザウバーとなっている。

 キース・ファン・デ・グリント ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャーは、「エキサイティングなレースでした。もちろんドライバーたちのおかげですが、テレビのプロデューサーがサーキット全体のアクションを追ってくれたおかげでもあります。3回のレースで異なる3人のドライバーが優勝したのですから、ブリヂストンもサーキットにとても良くマッチした高性能のポテンザタイヤを作り上げることによって、このエキサイティングなレースに大きく貢献できたと思っています。ここではミディアム・コンパウンドが好んで選択され、非常に高い性能を発揮しました。いろいろな意味で、ハードは明らかに人気がなかったようです」とコメントしている。

 次回レースは、3週間後(5/11-13)のスペインGPとなる。