注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:ミニ ミニ

ミニ ミニの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

 BMW傘下となって2代目となるMINIがいよいよ2月24日から発売開始となる。今回のミニは先代ミニの雰囲気を100%活かし、知らない人が見たら見分けが付かないほど瓜二つ。しかし、ヘッドライトの大型化やフロントグリル周りのデザイン変更など、殆どが新設計。また、ボディサイズは全長3715×全幅1685×全高1430(mm)と先代ミニの全長3655×全幅1690×全高1455(mm)から僅かにサイズ変更された。

 新型ミニのボディデザインは「オリジナルからオリジナルへ」というコンセプトの元に開発され、あまり変わった印象を受けない。しかし、ミニはミニらしさを永遠に保ってこそ人気が続くわけだから、ある意味成功だといえる。

 また、全長が伸びたのにはもうひとつワケがある。エコロジーや低燃費と共に、安全性が近年注目されている。ボディサイズが小さいとどうしても低くなりがちな安全性能だが、新型ミニは将来予定されている厳しい安全基準を満たし、ボンネットとエンジンの空間は歩行者が衝突した際の保護を確保した。ドライバーだけでなく、歩行者にも優しいクルマになった。

 そして、もうひとつの大きな変更がエンジンに加えられた。エンジンは、新開発のDOHCエンジンが搭載され、クーパーにはBMWのバルブトロニック技術を応用した可変バルブ制御システムを、クーパーSにはコモンレール式直噴とツインスクロール・ターボエンジンを採用。併せてミッションもAT・MT共に6速化され、走りが格段に向上した。

 ぱっと見、あまり変わっていないミニだが、実際には大きな変更が加えられている。外観だけが大きく変わって、中身はあまり変わっていないクルマよりかなりおススメといえる。

今回のクルマ
Specifications
グレード
クーパーS
ボディサイズ
3715x1685x1430mm
総排気量
1598cc
最高出力
175ps(128kW)/5500rpm
最大トルク
240N・m/1600-5000rpm
定員
4人
発売日
2007年02月24日
車両本体価格
\2,950,000

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リセールバリュー診断

 さすが、人気のミニのリセールバリューはAランク。大きくなったとはいえその可愛らしいスタイルは男女共に人気。そして、走りも良くなった点も高評価だ。今後、コンバーチブルや特別モデルの登場も予想されることから、幅広いユーザーから高い人気を誇るだろう。

 先代ミニはミニ・ワンというベーシックモデルとミニ・クーパーから市場投入され、走りを重視したミニ・クーパーSは後から追加されている。しかし、今回はミニ・クーパーSとミニ・クーパーから市場投入され、ベーシックモデルの発表はまだ。特に人気の出るモデルからの投入ということでかなりのやる気を感じる。国産車には無い雰囲気が楽しめるモデルとしておススメの1台といえる。

車両本体価格
\2,950,000
登録など諸費用
\350,000
値引き
\0
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
62%〜70% A
約 \ 1,235,000

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