合同テスト+4イベント6戦を開催

 ポルシェ ジャパンとポルシェ カレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップジャパン2007シリーズ概要を決定し発表した。

 2007年のポルシェ カレラカップジャパン(PCCJ)では、国内4ヵ所のサーキットを転戦し全6戦が開催される。今シーズンは、1イベント2レースのダブルヘッダー大会を2イベント開催し、よりコンペティティブなレーススケジュールとなるとのこと。各イベントは、ポルシェが活躍するレース(全日本スポーツカー耐久選手権(JLMC)、スーパー耐久)との併催を中心としている。そして、昨年に引き続き4月に合同テストを実施、5月12日−13日にスポーツランド菅生(宮城県)において2007年シーズンの開幕となる。

 シリーズポイントについては、上位入賞ポイントの僅差化、ポイント付与対象を拡大。これまで1位〜10位に与えられたシリーズポイントを1位〜15位までに拡大し、上位(1位〜6位)入賞時の各ポイント差も2ポイントとされた。さらに、ポールポジション獲得者およびファステストラップ記録者へそれぞれ1ポイントが付与されるなど、予選/決勝を含めたトータル成績がポイントに反映されることになるという。

 参戦マシンについては、2006年シリーズから導入された911 GT3 Cup(Type997)が、2007年シーズンはさらに6台参戦。また、今シーズンより参戦マシンはType997のみとなり、20台以上の全参戦車両がイコールコンディションでのレースとなることで、昨シーズンよりも見ごたえのあるレースシーンが展開されることが予想される。

 また、9月30日に富士スピードウェイにて開催されるF1日本GP(決勝)のサポートレースとして、スペシャルラウンドが開催される。