ダイハツ 新グループスローガン

史料展示館の開館・軽福祉車両100台の寄贈も

 ダイハツは、本日3月1日に創立100周年を迎え、次の100年に向けた「新たな決意」と、「感謝の気持ち」をテーマに、新グループ理念・CSR基本方針・スローガンを制定するとともに、史料展示館の開館・軽福祉車両100台の寄贈を行うと発表した。

 ダイハツは、1907年(明治40年)3月の創立以来、「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を使命と考え事業を展開してきたという。次の100年についてもこの使命をさらに追求し、真のグローバル化を果たすため、新たなグループ理念となる『私たちダイハツグループは、時代をリードする革新的な「クルマづくり」への挑戦を通じて“世界の人々に愛されるグローバル・ブランド”、“自信と誇りを持った企業グループ”を目指します。』を制定したとのこと。
 さらに、顧客をはじめとするすべてのステークホルダーの満足を実現するため、企業活動の基本スタンスとなる『ダイハツグループCSR基本方針』を制定、同時に、これらの思いを込め、また、社会・顧客との約束となる新グループスローガンとして『Innovation for Tomorrow』を掲げ、次の100年に向けた新しいスタートを切り、あらゆる企業活動で「Innovation(変革)」取り組んでいくとしている。

 新グループスローガンは、TV−CFなど国内外の様々なコミュニケーションの場で使用される。

 また、開館される史料展示館『Humobility World(ヒューモビリティ ワールド)〜人とクルマの発見ワールド〜』は、本社社屋(大阪・池田市)に隣接した特徴的な外観の建物で、「人・家族にやさしい」「地球に優しい」自動車づくりをテーマに、体験型展示を中心とする“楽しみながら学ぶことのできる施設”となる。2階は、はじまりである発動機から初期の車までの姿が紹介される。3階は、過去の車両展示により現在でも色あせない価値を伝えるフロアで、高度経済成長期に“街のヘリコプター”と呼ばれ活躍した「ミゼット」などを展示。4階は、未来のモビリティの可能性と夢を子供から大人まで分かりやすく伝えるフロアで、未来のビリティを伝える映像とサイエンスショーを組み合わせた「ヒューモテック ラボ」や、未来のモビリティ技術を体感できるドライビングシミュレーターなどが展示される。

 そのほか、軽福祉車両100台の寄贈は、高齢者やハンディキャップを持つ人の日常生活、社会進出を支援するため、地元・大阪府の強力で全国知事会を通じ、47都道府県自治体に各1台、ならびに人口千人以上の利用を有する、また千キロ平方メートルの鉄道営業キロ数が全国平均以下の自治体を中心に行われる。