2007年の「XL7」の総生産台数は4万5千台を計画

 スズキは、スズキと米ゼネラルモーターズ(GM)のカナダにおける自動車組み立ての合弁会社CAMI(カミ・オートモーティブ・インク)社は、同社が生産したスズキブランドの中型クロスオーバーSUV「XL7」の中南米向け輸出を開始したと発表した。

 「XL7」は、スズキが2006年4月にニューヨーク・オートショーで発表し、同年10月よりアメリカ、カナダで販売開始した7人乗りの中型クロスオーバーSUVで、スズキの相良工場製3.6リッター DOHC V6エンジンを搭載したモデル。

 現在CAMI社では、スズキブランドの「XL7」、およびGMブランドのSUV「シボレー・エクイノックス」と「ポンティアック・トレント」を生産しているとのこと。また、CAMI社では、メキシコをはじめとするスズキの中南米諸国の代理店向け輸出に続いて、今後は他の地域への輸出も検討しており、2007年の「XL7」の総生産台数は4万5千台を計画しているという。