2007/02/23 16:25

 富士重工業は23日、ブレーキ装置に不具合があったとして、乗用車「インプレッサ」と「フォレスター」計852台(昨年12月−今年1月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 空気清浄装置の固定方法が不適切なため、走行時の振動で装置の金具とブレーキパイプが接触。パイプが損傷してブレーキ液が漏れ、制動力が低下する恐れがある。

 欧米やオーストラリアにも対象車約4100台が輸出されており、同社はリコールなどの対応を急ぐ方針。国内では不具合の報告はないという。

( 共同通信 )