トヨタ ブレイド
トヨタ ブレイド フロント

彫りの深い造形で独特の存在感を主張している。また上質でお洒落なイメージをプラスすることにも成功している。

トヨタ ブレイド フロントマスク

スポーティさと上質さを併せ持つ立体的な造形のフロントグリルが独自の存在感を放っている。

トヨタ ブレイド サイド

全長を短く抑えつつホイールベースを長くすることで採りまわしの良さと居住性を両立させている。また立体的なフェンダーなどが個性を演出している。

トヨタ ブレイド リヤ

サイドから回り込むリヤコンビランプがとても印象的。バンパーのボリューム感も十分。

トヨタ ブレイド リヤコンビランプ

クリアタイプのリヤコンビランプがとても印象的だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ちょっとお洒落な大人のハッチバック

 ブレイドは先に登場したヨーロッパ仕様のカローラとも言うべきオーリスの姉妹車に当たるクルマだ。オーリスがごくオーソドックスなハッチバック車として作られているのに対し、ブレイドはちょっとお洒落な大人ハッチバックをコンセプトにしている。
ハッチバック車というと一般的には小さなクルマになるが、ブレイドではボディサイズこそ手頃なものとされたが、搭載エンジンを2.4Lとするなど、これまでのハッチバック車の常識を破った設定にしている。インテリア仕様や充実度の高い安全装備なども並みのハッチバック車とは違う上質さや高級感を表現するものとなった。

彫りの深い造形で個性を演出する

 ボディは全幅が基準を超えることで3ナンバー車となるが、全体としては扱いやすい手頃なサイズ。外観デザインはオーリスとは明確な違いが設けられていて、オーリスのフロント回りがネッツ店のクルマらしい仕上げになっていたのに対し、ブレイドでは彫りの深いデザインやヘッドランプの形状などによって高級感が表現されている。ホワイトのカバーを採用したリヤコンビランプなどもブレイドの特徴となる部分だ。

新車見積もりはこちら
代表グレード
G
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4260×1760×1515mm
車両重量[kg]
1400kg
総排気量[cc]
2362cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
167ps(123kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
22.8kg・m(224N・m)/4000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
13.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
256.2万円
発売日
2006/12/21
レポート
松下 宏
写真
森山良雄
スタイル インテリア 走り&メカニズム